M&Aニュース

コメ兵(2780)、金沢の中古品買取販売ブランドオフのスポンサー支援へ

更新日:

コメ兵(2780)は、株式会社ブランドオフ(石川県金沢市)との間でスポンサー支援に関する基本合意書の締結を決定した。

コメ兵は、ブランドオフの全事業に係る事業基盤を会社分割により新設会社に承継させ、同承継社を完全子会社化する。
なお、ブランドオフの金融債務及び公租公課の支払債務については承継会社は承継しない。

コメ兵グループは、主力事業であるブランド・ファッション事業において、ブランド・リユース業界でのトップシェア確保のため、個人買取強化、法人事業強化、商品管理機能やECの強化などを推進し、流通量の拡大による収益力強化を目指している。

ブランドオフは、海外では香港や台湾、国内ではコメ兵の未出店領域である金沢を中心に中古ブランド品の買取・販売事業、オークション・卸売事業等を展開している。経験豊富な人材が数多く在籍し、事業拡大のポテンシャルを有している。近年、業績が悪化し、スポンサーとの協働による経営改革を検討していた。

本件により、コメ兵は、ブランドオフとブランド・リユース業界におけるノウハウやネットワーク、顧客基盤、人材等を一体化し、最大限生かすことで、それぞれが単独で事業を行う場合以上の成長の加速化を図る。さらに、グローバルで通用するブランド・リユース事業の展開を図る。

その他小売業界のM&A・事業承継の動向はこちら

その他小売業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、その他小売業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

コメ兵ホールディングスに関連するM&Aニュース

コメ兵HD子会社のK‐ブランドオフ、ハイブランド専門リセールサイト事業のRECLOを買収

株式会社コメ兵ホールディングス(2780)は、2024年4月3日開催の取締役会において、同社の連結子会社である株式会社K-ブランドオフ(石川県金沢市)が株式会社RECLO(東京都品川区)の発行済株式の100%を取得し子会社化することを決議した。なお、K-ブランドオフを存続会社とし、RECLOを消滅会社とする吸収合併を2024年7月1日に行う予定。K-ブランドオフは、海外ブランドのバッグ・時計ならび

コメ兵ホールディングス、香港の連結子会社間で吸収合併へ

株式会社コメ兵ホールディングス(2780)は、香港の連結子会社間で合併することを決定した。BRANDOFFLIMITED(香港、以下BRANDOFFHK)を存続会社とする吸収合併方式で、KOMEHYOHONGKONGLIMITED(香港、以下KOMEHYOHK)は消滅会社となる。コメ兵ホールディングスは、ブランド・ファッション事業とタイヤ・ホイール事業等をおこなうグループの経営計画・事業推進サポー

コメ兵HD、中古宝飾品買取・販売を行うセルビーの株式取得、子会社化

株式会社コメ兵ホールディングス(2780)は、株式会社セルビー(東京都台東区)の全株式を取得し、子会社化した。コメ兵HDは、ブランド・ファッション事業とタイヤ・ホイール事業などをおこなうグループの経営計画・事業推進サポート・管理などを行っている。セルビーは、中古宝飾品買取・販売事業、システム開発・サイト構築などのデジタル事業を行っている。本件M&Aにより、コメ兵HDは、重要商材の1つであるジュエリ

コメ兵(2780)、ファッション系EC企業2社を100%子会社化

コメ兵(2780)は、株式会社イヴコーポレーション(東京都目黒区)及び株式会社アークマーケティングジャパン(同区)の株式を取得し100%子会社化することを決定した。コメ兵を取巻くリユース・リサイクル業界は、CtoCフリマアプリの台頭や、シェアリングエコノミービジネスの成長、ECとリアル店舗の融合によるオムニチャネルの充実等により競争激化の状況にある。イヴコーポレーションは、主にEC販売及びリアル店

この記事に関連するタグ

「会社分割・新設分割・資本業務提携」に関連するコラム

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

広報室だより
インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

焼き菓子や珍味類の製造販売を行う銀の汐や、高級米菓の製造販売を行う三州製菓などをグループに持つミクシオホールディングス株式会社(本社:広島県呉市)が、インドネシアの上場会社で多くのヒット製品を持つ菓子メーカー「TAYSBAKERS」との資本業務提携を締結し、「TAYSBAKERS」の主力商品である“TRICKS”の日本独占輸入販売権を取得しました。2023年10月24日(火)に、両社が日本M&Aセ

分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

M&A全般
分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

企業の規模に関わらず、専門性の強化、迅速な事業展開などを目的に分社化が行われています。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。日本M&Aセンターでは、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら分社化とは?分社化とは、複数の事業を持つ企業

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携とはどのようなもので、業務提携やM&Aとは何が違うのかを明確にしつつ、メリットやデメリット、手続きの流れなどについて解説します。日本M&Aセンターでは、資本提携など、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実

会社分割とは?事業譲渡との違い、種類やメリットについて解説

M&A全般
会社分割とは?事業譲渡との違い、種類やメリットについて解説

自社事業の分割・譲渡を考えている企業経営者の方には、「会社分割」は有力な選択肢となります。本記事では会社分割の種類やメリット、手続き方法、事業譲渡との違いについて解説します。日本M&Aセンターでは、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら会社分割とは?会社分割とは、会社の一部または全ての事業を切り離し、別会社に

「会社分割・新設分割・資本業務提携」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2019年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード