株価算定シミュレーション

熊谷組(1861)と住友林業(1911)、業務・資本提携

更新日:

熊谷組(1861)と住友林業(1911)、は、業務・資本提携に関する契約を締結した。

住友林業は、熊谷組が実施する第三者割当による新株式発行及び自己株式処分により、熊谷組の普通株式9,361,200株(増資後の発行済株式総数に対する所有割合20.0%)を取得する。
熊谷組は、住友林業が実施する第三者割当による新株式発行及び自己株式処分により、住友林業の普通株式5,197,500株(増資後の発行済株式総数に対する所有割合2.85%)を取得する。

住友林業は、木材・建材事業及び木造注文住宅のトップブランド。国内における非住宅分野の強化、不動産開発事業等のグローバル戦略推進を進めている。
熊谷組は、土木・建設分野に加え、バイオマス発電をはじめとした再生可能エネルギー事業や海外事業強化を掲げている。

両社は戦略の方向性が一致したことから本提携を行い、住友林業が強みとする自然素材「木」「緑」への知見と、熊谷組が強みとする土木・建設技術やノウハウを融合し、豊かな社会の実現を図る。

●今後のスケジュール
株式取得日 平成29年11月28日

戸建住宅建設業界のM&A・事業承継の動向はこちら

住友林業に関連するM&Aニュース

ジオリーブグループ、住友林業の傘下の井桁藤とスミリンサッシセンターを子会社化

ジオリーブグループ株式会社(3157)は、住友林業株式会社(1911)から、株式会社井桁藤(愛知県名古屋市)及びスミリンサッシセンター株式会社(茨城県牛久市)の発行済株式の全てを取得し、連結子会社とすることを決定した。ジオリーブグループは、主に「住」に関わる事業会社を傘下に持つ純粋持株会社。傘下グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務を行っている。井桁藤は、住宅関連資材卸売等を行っている。スミ

住友林業、LeTechへの2回目のTOBが成立

住友林業株式会社(1911)による、株式会社LeTech(3497)への第2回公開買付け(TOB)が、2025年6月23日をもって終了した。本公開買付けにおいては、買付予定数の下限及び上限を設定していないため、公開買付開始公告及び公開買付届出書に記載のとおり、応募株券等の全部の買付け等を行う。LeTechは、東京証券取引所グロース市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。

住友林業、LeTechへの1回目のTOBが成立

住友林業株式会社(1911)による、株式会社LeTech(3497)への第一回公開買付け(TOB)が、2025年5月14日をもって終了した。応募株券等の合計(7,290,465株)が買付予定数の下限(7,290,465株)以上となったため成立している。第一回公開買付けの結果、2025年5月21日(第一回公開買付けの決済の開始日)をもって、LeTechは、住友林業の開買付者の連結子会社となる予定。住

この記事に関連するタグ

「第三者割当増資・資本業務提携」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

資金調達の方法とは?経営者が知っておくべき種類、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達の方法とは?経営者が知っておくべき種類、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。一方でリスクや費用が伴うため、慎重に調達の計画を立てる必要があります。本記事では、資金調達の方法やそ

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード