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宝HD(2531)グループ、タカラ長運の全株式をアスパラントグループ傘下のファンドに譲渡

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宝ホールディングス(2531)の連結子会社である宝酒造株式会社は、完全子会社であるタカラ長運株式会社(長崎市)の全株式をアスパラントグループ株式会社が運営・管理するAG2投資事業有限責任組合が保有する株式会社アスパラントグループSPC4号(東京都港区)に譲渡することを決定し、株式譲渡契約を締結した。

宝グループは、現在進行中の中期経営計画において、宝酒造(国内事業)、宝酒造インターナショナルグループ(海外事業)、タカラバイオグループ(バイオ事業)の3つの事業セグメントに経営資源を集中している。

タカラ長運は、輸送、保管、工事等の物流関連サービスを提供しているが、注力する3事業セグメントとの十分な事業シナジーを生みだすことができていなかった。

本件M&Aにより、宝グループは、さらなる経営資源の集中をはかることでグループの企業価値の向上を目指す。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成30年1月5日

日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが、高度なコンサルティングサービスを提供しております。 貴社の戦略や経営課題をお伺いし、最適な選択肢を提示いたしますのでお気軽にお尋ねください。

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