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西部瓦斯(9536)、エストラスト(3280)に対する公開買付け(TOB)を開始

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西部瓦斯(9536)は、エストラスト(3280)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

本件はエストラストの連結子会社化を企図する一方、エストラストの上場は維持される方針。エストラスト取締役会は本件に対し賛同の意見を表明している。

買付価格は1株800円。買付予定数の上限は3,145,200株(議決権所有割合51.00%)で、下限は設けていない。

西部瓦斯グループは、主力事業として福岡県・熊本県・長崎県の3県で都市ガス事業を展開しているほか、LPG事業や不動産事業等を展開している。家庭用の都市ガス販売が自由化される中において、住宅建築・販売、リフォーム、マンション管理等くらしの中のエネルギーと関連の深いサービスを提供することで都市ガス事業の競争力の強化を図っている。

エストラストグループは、主に山口県および九州の主要都市において不動産分譲事業、不動産管理事業、不動産賃貸事業を展開している。

本件M&Aにより、西部瓦斯グループは、エストラストグループが培ってきたブランド力、営業力、企画開発力、経営ノウハウ等の経営資源を共有することで不動産事業の更なる拡大を推進するとともに、より効率的な事業運営を実現することで、地域密着型のビジネスモデルの強化を図る。

●今後のスケジュール
平成29年1月24日から平成29年2月20日

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