
豊田通商、インドネシアでKISグループとバイオメタン事業の合弁会社を設立
豊田通商株式会社(8015)は、PT KIS Biofuels Indonesia(インドネシア、以下:KBI)と、バイオメタンの製造・運搬・販売を行う合弁会社を設立した。
豊田通商は、自動車、金属、エネルギー、化学品、食料などの分野で事業を展開する総合商社。
KBIは、インドネシアでバイオガス・バイオメタン事業を展開するKISグループの現地法人。同国で初めてバイオメタンの商業生産・販売に成功した実績を持つ。
新会社の名称は「PT KIS Toyota Tsusho Biomethane Indonesia」。所在地はインドネシア共和国南ジャカルタで、出資比率はKBIが51%、豊田通商の現地法人であるPT Toyota Tsusho Indonesiaが49%となる。
新会社は、南スマトラ州のパーム油搾油工場で発生するパーム油工場廃水(POME)由来のバイオガスを、高純度のバイオメタンに精製して輸送・販売する。
製造したバイオメタンは、インドネシア国営ガス公社のPT Perusahaan Gas Negara (Persero) Tbkが保有するパイプライン網を通じて、西ジャワ州の製造業などに供給する予定。年間約15万MMBTUの販売を計画している。
本事業により、POME由来のメタンガスの大気放出を抑制するとともに、バイオメタンへの燃料転換による温室効果ガス排出量の削減を図る。また、既存のガス利用設備やパイプライン網を活用し、需要家の脱炭素化を支援する。
豊田通商は、KBIが持つバイオメタン事業の知見と、インドネシアで培った顧客基盤を生かし、同国におけるバイオメタンの普及拡大を目指す。
今後の予定:
商業運転開始:2027年中(予定)


