
日本製鉄、傘下のセメント会社2社の経営統合を発表
日本製鉄株式会社(5401)は、連結子会社である日鉄高炉セメント株式会社(福岡県北九州市)と日鉄セメント株式会社(北海道室蘭市)の経営統合を発表した。
日鉄高炉セメントと日鉄セメントは、高炉スラグを原料として高炉セメントの製造・販売を行っている。
目的
日本国内で人口減少によるセメント需要の先細りが見込まれる中、カーボンニュートラルへの社会的ニーズの高まりで、資源の有効活用および二酸化炭素排出量低減に有効な高炉セメントやスラグ配合率を高めたコンクリート製品の利用拡大が期待されている。
両社を経営統合することで、高炉セメントの製造・販売体制を維持しつつ、経営基盤の強化、顧客の利便性向上、市場対応力の充実を図る。
経営統合の方法
日鉄高炉セメントを存続会社とする合併により、両社を経営統合する。
統合新会社の社名は「日鉄高炉セメント株式会社」とする。
日程
経営統合の期日:2026年4月1日(予定)






