
IKホールディングス、卸売事業関連のグループ組織再編を発表
株式会社IKホールディングス(2722)は、卸売事業関連のグループ組織再編を発表した。
アイケイグループは、マーケティングメーカーで、独自のプロモーション戦略で商品の企画・製造・物流を自社で一貫して行っている。
概要
- IKホールディングスの100%出資子会社である株式会社アイケイ(愛知県名古屋市)が、同じくIKホールディングスの100%子会社である株式会社プライムダイレクト(愛知県名古屋市)を合併する。アイケイを存続会社とする吸収合併方式で、プライムダイレクトは解散する。
アイケイは卸売事業等、プライムダイレクトはTV・WEBショッピング事業等を行っている。 - 1の効力発生を条件として、吸収合併によりアイケイに移転したストック型事業を、新たに設立するIKホールディングスの100%子会社となる株式会社PD(愛知県名古屋市)に承継する。
アイケイを分割会社、PDを承継会社とする吸収分割方式。
目的
アイケイグループは、2022年12月に持株会社体制に移行し、経営における意思決定のスピードアップ、柔軟な戦略策定、経営資源の最適配分、監督と執行の機能分離と権限委譲を進め、新規事業や経営人材の創出を進めることでグループの企業価値最大化を目指している。
中期経営計画で掲げる「赤字事業の撤退・体質改善」を図ることが喫緊の課題である。
今回、アイケイグループの事業ポートフォリオマネジメントの一環として、アイケイにプライムダイレクトを吸収合併することで、プライムダイレクトの売切り型雑貨類商品の卸売事業が、全国の生活協同組合・通信販売各社・TVショッピング会社・ドラッグストア・海外への輸出等の有力な卸売販路を持ち、グループの収益基盤としての成長につなげる。
また、アイケイに移転したストック型商品の販売事業を、新たに設立するPDに承継させる会社分割を行い、将来性が見込めるストック型事業の基幹会社とすることで、グループの収益拡大を図る。
日程
吸収合併効力発生日:2026年2月1日 (予定)
会社分割効力発生日:2026年2月1日 (予定)





