会社売却先シミュレーション

小林製薬、梅肉エキス製品生産の梅丹本舗を解散へ

更新日:

小林製薬株式会社(4967)は、完全子会社である株式会社梅丹本舗(和歌山県紀の川市)を合併することを決定した。

小林製薬を存続会社とする吸収合併方式であり、梅丹本舗は解散する。

小林製薬は、医薬品、医薬部外品、化粧品、芳香消臭剤、家庭雑貨品などの製造販売を行う製造販売事業を行っている。
梅丹本舗は、梅肉エキスを使用した製品(以下:梅丹本舗製品)の製造販売を行っている。

目的

小林製薬は、2025年4月14日付の「梅丹本舗製品の製造販売休止の継続及びそれに伴う紀の川工場の閉鎖に関するお知らせ」の公表のとおり、梅丹本舗製品の製造販売を行ってきた工場を閉鎖した。

その後、検討を重ねた結果、梅丹本舗製品の新製品開発は今後行わないことを決定し、これに伴い、グループ全体の経営資源の最適化を図ることを目的に、本合併を実施することとした。

日程

合併期日(効力発生日):2025年12月31日(予定)

バイオ・医薬品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

小林製薬に関連するM&Aニュース

小林製薬、米Focus Consumer Healthcare, LLCの全持分取得、子会社化へ

小林製薬株式会社(4967)は、FocusConsumerHealthcare,LLC(米国テネシー州、以下Focus社)の全持分を2023年10月5日付(米国時間)で取得し、完全子会社化した。譲り受け金額は、75百万米ドル。小林製薬は、医薬品、医薬部外品、芳香剤、衛生材料などの製造販売を行っている。Focus社は、にんにくサプリメントや生理用鎮痛剤、口唇ヘルペス対策薬などを全米のドラッグストア、

小林製薬、アメリカで医薬品の製造及び販売を行うAlva社の全株式取得、子会社化へ

小林製薬株式会社(4967)は、Alva-AmcoPharmacalCompanies,Inc.(アメリカ・イリノイ州、Alva社)を、子会社化することについて合意し、契約を締結した。本件は、全株式取得によるものとし、取得価額は108百万米ドルとする。小林製薬は、医薬品、医薬部外品、芳香剤、衛生材料などの製造販売を行う製造販売事業を行っている。Alva社は、一般用医薬品の製造・販売を行っている。本

小林製薬(4967)、健康食品「梅丹」「古式梅肉エキス」等展開の梅丹本舗の全株式取得、子会社化

小林製薬(4967)は、株式会社梅丹本舗(和歌山県紀の川市)の全株式取得について株式譲渡契約を締結し、同社を子会社化した。小林製薬は、ヘルスケア領域を重点領域の一つに位置付けており、食品分野においては、栄養補助食品の展開を中心に、食物繊維を簡単に摂取できる「イージーファイバー」ブランドや、健康茶「杜仲茶」ブランドを譲り受けるなど、事業強化に取り組んでいる。梅丹本舗は、梅肉を使用した健康食品を「梅丹

小林製薬(4967)、米国の医薬品・化粧品企画開発会社を子会社化

小林製薬(4967)は、BerlinIndustries,Inc.(米国オハイオ州、Berlin社)を、子会社化するための契約を締結した。小林製薬の連結子会社であるKobayashiHealthcare,LLC.の下に子会社を新設し、当該新設子会社とBerlin社を合併することにより、Berlin社およびその子会社のPerfectaProducts,Inc.(Perfecta社)を完全子会社化する

小林製薬(4967)、グンゼ(3002)より紅麹事業を譲受け

小林製薬株式会社(4967)は、グンゼ株式会社(3002)より、食品素材「紅麹」に関する研究・販売事業を取得するための事業譲渡契約を締結した。小林製薬はOTC医薬品をはじめとするヘルスケア領域で事業展開している。食品分野においては、食物繊維を簡単に摂取できる「イージーファイバー」ブランドや、生活習慣が気になる方向けの健康茶「杜仲茶」ブランドを譲受するなど、同分野の事業強化に努めている。グンゼは、「

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

M&A全般
合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード