会社売却先シミュレーション

アース製薬、バスクリンを2026年1月に合併へ

更新日:

アース製薬株式会社 (4985)は、2024 年11月11日付「完全子会社との経営統合に向けた協議に関するお知らせ」にて公表したとおり、完全子会社である株式会社バスクリン(東京都千代田区)との経営統合について検討を進め、2026 年1月1日を合併効力発生日とし、バスクリンを吸収合併することを決議した。アース製薬を存続会社とする吸収合併方式で、バスクリンは解散する。

アースグループは、虫ケア用品、入浴剤、口腔衛生用品、総合環境衛生管理サービスなど多岐にわたる製品・サービスを提供している。

吸収合併の目的

本件は、グループ経営力の強化の観点から、グループ経営資源の最適分配の実現に向けた事業の効率化を目指すとともに、昨今の外部環境の著しい変化に対応し、アースグループとしての市場プレゼンスの更なる向上を図るため、バスクリンを吸収合併するものである。

日程

合併予定日:2026 年1月1日

化粧品・トイレタリー製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

アース製薬に関連するM&Aニュース

アース製薬、プロトリーフの株式を追加取得し子会社化

アース製薬株式会社(4985)は、株式会社プロトリーフ(東京都港区)の株式を追加取得し、子会社化することを決定した。アースグループは、虫ケア用品、入浴剤、口腔衛生用品、園芸用品、総合環境衛生管理サービスなど多岐にわたる独創的で高品質な製品・サービスを提供している。プロトリーフは、園芸資材の製造・卸・小売並びに造園事業を展開し、家庭菜園向けの「土」のオリジナル製品を多数手掛けるなど、各種ミネラル、有

アース製薬、子会社のバスクリンとの経営統合へ

アース製薬株式会社(4985)は、完全子会社である株式会社バスクリン(東京都千代田区)との経営統合に向けて協議を進めていることを発表した。アースグループは、虫ケア用品、入浴剤、口腔衛生用品、総合環境衛生管理サービスなど多岐にわたる製品・サービスを提供している。目的グループ経営力を強化するため、2026年の統合実施を目指す。グループ経営資源の最適分配の実現に向けた事業の効率化を目指すとともに、昨今の

アース製薬、TWOよりライフスタイルブランド「BARTH」事業を譲受へ

アース製薬株式会社(4985)は、株式会社TWO(東京都渋谷区)の「BARTH」ブランドに関する事業の譲受を決定した。【譲受する事業内容】・薬用BARTH中性重炭酸入浴剤、その他中性重炭酸を配合した商品、その他「BARTH」ブランドの製品の開発製造・上記の販売事業並びにこれらに関連する事業アース製薬は、虫ケア用品・入浴剤・口腔衛生用品や、総合環境衛生管理サービスを提供しているメーカー。TWOは、ウ

アース製薬(4985)、ベトナムの同業社A My Gia Joint Stock Companyの全株式取得

アース製薬(4985)は、ベトナムで家庭用品を製造・販売するAMyGiaJointStockCompany(ベトナムビンズオン、AMG)の全株式を取得することを決定し、株式譲渡契約を締結した。取得価額は約89億円。AMGは、ベトナム国内において住居用洗剤を中心に、芳香剤や殺虫剤などの家庭用品を製造・販売している。AMGが有する製品群は、ベトナム市場において有数の地位を築いている。アース製薬グループ

アース製薬(4985)と大幸薬品(4574)、資本業務提携へ

アース製薬株式会社(4985)は大幸薬品株式会社(4574)と資本業務提携に向けた基本合意書を締結した。アース製薬は、第三者割当の方法により、大幸薬品の普通株式を引き受け、大幸薬品の議決権所有割合5.78%を保有する予定。アース製薬は、主軸である家庭用品事業において、家庭用殺虫剤、家庭園芸用品、口腔衛生用品、入浴剤などを市場に提供し、安定的な成長を続けてきた。特に家庭用殺虫剤においては、国内50%

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併・グループ内再編」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

M&A全般
合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード