株価算定シミュレーション

モブキャストホールディングス、連結子会社間の合併を発表

更新日:

株式会社モブキャストホールディングス(3664)は、2024年4月1日開催の取締役会において、同社の連結子会社である株式会社 X-VERSE(東京都港区)を存続会社、株式会社クラウ ド ホースファーム(東京都港区、以下「 CHF 」 )を消滅会社とする吸収合併を行うことを決議した。

X-VERSEは、IPを用いたゲーム及びデジタルコンテンツ等のプロデュース事業を行う。

CHFは、インターネットを利用した各種サービス等の企画、制作、販売、配信、運営及び管理を行う。

吸収合併の目的

「競馬専用SNSと競馬ゲームの融合したコミュニティ」を開発するCHFは2020年6月に設立され、モブキャストホールディングスは設立時より出資および経営支援を実施してきた。

モブキャストホールディングスは、2024年度の戦略方針として「デジタル分野でのリストラクチャリングを完了させ、自社IP創出へのチャレンジの推進」を掲げており、本合併は当戦略の第一歩としてデジタルIP事業における成長の加速化を図っていく。

吸収合併に係る割当ての内容

CHFの発行済株式1,153株に対して、X-VERSEの普通株式16,142株を発行し、割り当てる。
X-VERSEの2024年4月1日現在の発行済株式数は38,770株であるため、発行済株式総数に対する割当ての割合は約41.635%となる。
なお、その他金銭等の合併対価は交付しない。

吸収合併の日程

合併承認取締役会:2024年4月1日
合併契約締結日:2024年4月1日
合併期日(効力発生日):2024年5月31日

放送・出版・コンテンツ制作業界のM&A・事業承継の動向はこちら

モブキャストホールディングスに関連するM&Aニュース

テンダ、X-VERSEよりライセンスIP事業の一部を承継へ

株式会社テンダ(4198)は、株式会社X-VERSE(東京都港区)のライセンスIP事業の一部を承継すると発表した。会社分割(新設分割)にて設立される、X-VERSEのライセンスIP事業の一部を承継する新会社(X-VERSEPLUS)の全株式を取得し、子会社化する方式。テンダは、クラウドサービスをはじめ、スマートフォンのソーシャルゲーム・ソーシャルアプリ開発、Webシステム・モバイルサイト開発を行っ

オルトプラス(3672)、モブキャストHD(3664)の連結子会社モブキャストゲームスの一部事業を承継

株式会社オルトプラス(3672)は、株式会社モブキャストホールディングス(3664)の連結子会社である株式会社モブキャストゲームス(東京都港区)が展開しているモバイルゲーム事業のうち、スマートフォン向けスポーツゲームに関する一部タイトルを会社分割により承継する会社株式会社モブキャストプラスの全株式を取得し子会社とすることを決定し、モブキャストHD及びモブキャストゲームスと株式譲渡契約を締結した。オ

モブキャストホールディングス(3664)、栗原はるみ氏プロデュースブランドを展開のゆとりの空間を子会社化

モブキャストホールディングス(3664)は、株式会社ゆとりの空間(東京都目黒区)の第三者割当増資を引受けることにより同社株式を取得することを決定し、また業務提携に関わる契約を締結した。取得価額は300,000千円。株式取得は2回にわたり段階的に行われ、議決権所有割合は最終的に60.2%となる。モブキャストHDグループは、エンターテインメントに関わるサービス及びこれらの事業会社に対する経営支援、事業

モブキャストホールディングス(3664)、エンタメIPコンテンツのライツマネジメント事業を手掛けるゲームゲートの全株式取得へ

モブキャストホールディングス(3664)は、株式会社ゲームゲート(東京都渋谷区)の全株式取得に関する基本合意書の締結を決定した。モブキャストHDグループは、エンターテインメントに関わるサービス及びこれらの事業会社に対する経営支援、事業支援サービスを提供している。ゲームゲートは、国内では数少ないアニメや漫画・ゲームを中心としたエンタメIPコンテンツのライツマネジメント事業を手掛ける企業。IPコンテン

モブキャスト(3664)、トヨタ車モータースポーツのトムスの全株式取得へ

モブキャスト(3664)は、株式会社トムス(東京都世田谷区)の全株式を取得する基本合意書の締結を決定した。モブキャストは、平成29年4月に株式会社モブキャスト・エンターテインメントを設立し、株式会社松風の持つ投資スキーム構築、投資プラン策定ノウハウと、モブキャストグループが持つ著作権者、ブランド保有者等とのネットワークといった強みを融合させ、投資運用事業を行ってきた。トムスは、トヨタ車やトヨタエン

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

M&A全般
合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード