株価算定シミュレーション

九州電力、再生可能エネルギー発電事業を九電みらいエナジーに承継へ

更新日:

九州電力株式会社(9508)は、再生可能エネルギー発電事業を、完全子会社である九電みらいエナジー株式会社(福岡県幅岡市)に承継する。
九州電力を分割会社とし、九電みらいエナジーを承継会社とする吸収分割方式にて行われる予定。

【分割する事業内容】
・再生可能エネルギー発電事業(地熱発電事業、水力発電事業)

九州電力は、発電、小売事業 (電気・ガス販売)などを行っている。

九電みらいエナジーは、再生可能エネルギー発電事業、小売電気事業等を行っている。

九州電力は本件を通じ、グループの再生可能エネルギー事業に関して、意思決定の迅速化等を図る。

・今後の予定
(地熱発電事業)
吸収分割契約締結日  2023年12月
吸収分割の効力発生日 2024年4月1日

(水力発電事業)
未定

電気・ガス・水道業界のM&A・事業承継の動向はこちら

九州電力に関連するM&Aニュース

パワーエックス傘下の海上パワーグリッド、九州電力と資本業務提携

株式会社パワーエックス(東京都港区)の子会社である株式会社海上パワーグリッド(東京都港区)は、九州電力株式会社(9508)と資本業務提携契約を締結した。海上パワーグリッドは、電気運搬船の開発・販売、電気運搬船を用いた海上電力輸送・電力販売、船舶用蓄電池の販売を行っている。九州電力は、発電事業、小売事業(電気・ガス販売)等を行っている。背景・目的パワーエックスと九州電力は、2023年4月に電気運搬船

九州電力グループ、九電みらいエナジーの小売電気事業を九電ネクストへ承継

九州電力株式会社(9508)は、九電みらいエナジー株式会社(福岡県福岡市)が行っている小売電気事業を、2025年4月に九電ネクスト株式会社(福岡県福岡市)へ承継することを決定した。九電みらいエナジーは、再生可能エネルギー発電事業、小売電気事業を行っている。九電ネクストは、エネルギーサービス事業、省エネルギーコンサルティング事業、九州電力からの受託業務を行っている。目的「再生可能エネルギー事業の強化

西日本プラント工業、発電所及びプラント設備の建設・メンテナンスの朋友を買収

西日本プラント工業株式会社(福岡県福岡市)は、2024年4月1日付けで株式会社朋友(福岡県福岡市)の株式を取得し、朋友を子会社化した。西日本プラント工業は、各種プラントの設計・建設及び保修工事並びに運転業務、各種発電所の建設及び保修工事並びに運転業務、各種電気設備・制御・計測装置の設計・製作・据付及び修理工事、保温工事及び塗装工事、土木工事及び建築工事、運輸及び荷役業務などを行う。朋友は、各種プラ

九州電力、新たなグループ体制の検討を開始へ

九州電力株式会社(9508)は、九電グループが国内電気事業の更なる成長を追求しながら、成長事業のより一層の発展を促し、経営ビジョンの達成につなげていくため、成長事業の分社や単独株式移転による持株会社の設置なども選択肢の一つとして、新たなグループ体制について検討を開始することを発表した。九電グループは、国内電気事業、海外事業・その他エネルギーサービス事業、ICTサービス事業都市開発・まちづくり、イン

九電グループ、DBJなどと共同で英国の大手廃棄物処理・発電事業会社Viridor Energyの一部持分を取得

九電グループである株式会社キューデン・インターナショナル(福岡県福岡市、以下「KIC」)及び株式会社日本政策投資銀行(東京都千代田区、以下「DBJ」)は、英国のインフラファンドであるEquitixと共同で、KIC,DBJおよびEquitixとの共同持株会社を通じ、英国の大手廃棄物処理・発電事業会社であるViridorEnergyの一部持分を取得した。九電グループは、2005年から福岡市と共同で株式

この記事に関連するタグ

「吸収分割・会社分割・子会社・事業承継」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

M&A実務
会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

会社分割とは、企業が事業の全てもしくは一部を切り離して別の会社に承継させるM&A手法の1つです。主に「新設分割」と「吸収分割」の2種類があります。本記事では会社分割の概要、種類、メリット・注意点についてご紹介します。この記事のポイント会社分割には新設分割と吸収分割があり、新設分割は新会社に事業を移転し、吸収分割は既存会社に事業を移転する。どちらも義務や権利が移転先に引き継がれる。会社分割のメリット

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

事業承継のタイミングとは?最適なタイミングを見極める際のポイント

事業承継
事業承継のタイミングとは?最適なタイミングを見極める際のポイント

事業承継は、多くの経営者にとって避けて通れない大きな課題です。承継のタイミングを誤ると、経営混乱や企業価値の低下など深刻なリスクを招きかねません。一方で、経営・業績が安定し、後継者の準備が整っている時期であれば、スムーズに事業承継を実現できるでしょう。本記事では、事業承継の最適なタイミングを見極めるポイントや、判断を誤った場合のリスク、専門家に相談すべき時期について解説します。この記事のポイント事

事業承継・M&A補助金とは?対象者やメリット、申請方法を解説【最新】

事業承継
事業承継・M&A補助金とは?対象者やメリット、申請方法を解説【最新】

中小企業や個人事業主にとって、後継者不足や経営資源の分散は深刻な課題です。国が支援する「事業承継・M&A補助金」は、そのような課題を解決する制度として注目を集めています。本記事では、事業承継・M&A補助金の創設背景や活用時のメリット、注意点、補助される事業者と経費のほか、申請の流れについて解説します。この記事のポイント事業承継・M&A補助金は、中小企業や個人事業主がM&Aや事業引継ぎにかかる費用の

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード