会社売却先シミュレーション

東洋紡、子会社の東洋紡エムシーへ機能素材に係る事業を承継へ

更新日:

東洋紡株式会社(3101)は、子会社の東洋紡エムシー株式会社(大阪府大阪市)へ、機能素材に係る事業の承継を決定した。

【承継する事業内容】
国内外の機能素材の開発、製造および販売(以下)に関する事業、および当該事業に附帯関連する事業。
・重合開発営業
・バイロン・ハードレン
・光機能材料
・ファインケミカル
・エンジニアリングプラスチック
・アクア膜
・環境ソリューション装置
・AC製品
・AC材料
・スパンボンド
・生活資材
・スーパー繊維

東洋紡を分割会社とし、東洋紡エムシーを承継会社とする簡易吸収分割方式。

東洋紡は、フイルム・機能マテリアル、モビリティ、生活・環境、ライフサイエンス分野における各種製品等の製造・加工・販売や、プラント・機器の設計・制作・販売を行っている。

東洋紡エムシーは、東洋紡の完全子会社。機能素材に関連する商材の企画、開発、製造および販売を行っている。

本件は、東洋紡と三菱商事との株主間契約締結および合弁事業開始に向けた手続きの一環として行われる。

・今後の予定
効力発生日 2023年4月1日

繊維・衣服・装飾品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

東洋紡に関連するM&Aニュース

東洋紡、中国のエアバッグ事業を帝人フロンティアへ売却

東洋紡株式会社(3101)は、100%子会社の東洋紡汽車飾件(常熟)有限公司(中国・江蘇省)の保有株式の全てを、帝人フロンティア株式会社(大阪府大阪市)に譲渡することを決定した。東洋紡汽車飾件(常熟)は、エアバッグ用基布の製造、販売を行っている。帝人フロンティアは、原糸・原綿、テキスタイル、衣料製品、車両資材、建装資材、工業資材、生活製品などの製造・加工・販売および輸出入取引を行っている。目的東洋

東洋紡、子会社の東洋紡システムクリエートを吸収合併へ

東洋紡株式会社(3101)は、完全子会社である株式会社東洋紡システムクリエート(大阪府大阪市、以下TISC社)を吸収合併することを決定した。東洋紡を存続会社、TISC社を消滅会社とする吸収合併方式で、TISC社は解散する。東洋紡は、フイルム・機能マテリアル、モビリティ、生活・環境、ライフサイエンス分野における各種製品等の製造・加工・販売や、プラント・機器の設計・制作・販売を行っている。TISC社は

東洋紡(3101)、帝人(3401)子会社の帝人フィルムソリューションおよびP.T. Indonesia Teijin Film Solutions の株式取得、子会社化

東洋紡(3101)は、帝人フィルムソリューション株式会社(東京都千代田区、TFS社)およびP.T.IndonesiaTeijinFilmSolutions(インドネシア、ITFS社)のそれぞれの株式を取得し、子会社化することを決定し、帝人(3401)との間で株式譲渡契約を締結した。取得価額は、概算約100億円。TFS社およびITFS社は、東洋紡の特定子会社となる。東洋紡は、「フィルム&コーティング

マクセルHD(6810)、東洋紡(3101)より産業用ゴム製品製造・販売子会社の株式取得、子会社化

マクセルホールディングス(6810)は、クレハエラストマー株式会社(大阪市)の株式をクレハエラストマー筆頭株主である東洋紡(3101)から取得し子会社化することを決定し、東洋紡との間で株式譲渡契約を締結した。取得価額は概算600百万円。議決権所有割合は81.97%となる。マクセルHDは、進行中の中期経営計画において、自動車、住生活・インフラ、健康・理美容の成長3分野市場における事業領域の拡大と新規

ワイエイシイ(6298)、名古屋の医療用機器製造ミユキエレックスを子会社化

ワイエイシイ(6298)は、ミユキエレックス株式会社(名古屋市)の全株式を、東洋紡(3101)子会社の御幸毛織より新たに取得し、子会社化することを決定した。取得価額は約335百万円。ミユキエレックスは、医療用機器をはじめ通信機器、監視システム機器、印刷機器、電子部品などの製造・販売を行っている。本件により、ワイエイシイグループは、医療分野へ進出するとともに、各種機器製造の技術面でのシナジーの創出を

この記事に関連するタグ

「吸収分割・会社分割・事業承継」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

M&A実務
会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

会社分割とは、企業が事業の全てもしくは一部を切り離して別の会社に承継させるM&A手法の1つです。主に「新設分割」と「吸収分割」の2種類があります。本記事では会社分割の概要、種類、メリット・注意点についてご紹介します。この記事のポイント会社分割には新設分割と吸収分割があり、新設分割は新会社に事業を移転し、吸収分割は既存会社に事業を移転する。どちらも義務や権利が移転先に引き継がれる。会社分割のメリット

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

事業承継のタイミングとは?最適なタイミングを見極める際のポイント

事業承継
事業承継のタイミングとは?最適なタイミングを見極める際のポイント

事業承継は、多くの経営者にとって避けて通れない大きな課題です。承継のタイミングを誤ると、経営混乱や企業価値の低下など深刻なリスクを招きかねません。一方で、経営・業績が安定し、後継者の準備が整っている時期であれば、スムーズに事業承継を実現できるでしょう。本記事では、事業承継の最適なタイミングを見極めるポイントや、判断を誤った場合のリスク、専門家に相談すべき時期について解説します。この記事のポイント事

事業承継・M&A補助金とは?対象者やメリット、申請方法を解説【最新】

事業承継
事業承継・M&A補助金とは?対象者やメリット、申請方法を解説【最新】

中小企業や個人事業主にとって、後継者不足や経営資源の分散は深刻な課題です。国が支援する「事業承継・M&A補助金」は、そのような課題を解決する制度として注目を集めています。本記事では、事業承継・M&A補助金の創設背景や活用時のメリット、注意点、補助される事業者と経費のほか、申請の流れについて解説します。この記事のポイント事業承継・M&A補助金は、中小企業や個人事業主がM&Aや事業引継ぎにかかる費用の

中小企業M&Aの現状、目的、手法から成功のポイントまで徹底解説

M&A全般
中小企業M&Aの現状、目的、手法から成功のポイントまで徹底解説

急速に高齢化が進み、2025年問題が目前に迫る中、中小企業によるM&Aの件数は増加傾向にあります。本記事では、中小企業のM&Aの現状とその目的、用いられる手法、中小企業のM&Aを成功に導くポイントについて紹介します。また、トピックごとに公式の調査データや事例も交え、より実践的で信頼できる情報をわかりやすく解説しますこの記事のポイント中小企業のM&Aが増加傾向にある背景として、経営者の高齢化による「

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード