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倉庫精練(3578)株式を丸井織物がTOB

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倉庫精練(3578)取締役会は、丸井織物株式会社(石川県鹿島郡)による倉庫精練普通株式の公開買付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明すること、並びに丸井織物と資本業務提携契約を締結することを決定した。

丸井織物は、倉庫精練を子会社化することを目的としており、本TOBによる倉庫精練株式の上場廃止は企図していない。買付け価格は1株148円。買付け予定数の上限は3,563,000株(所有割合50.01%)。

丸井織物グループは、テキスタイル事業、産業資材事業、海外事業、IT事業を行っている。

倉庫精練は、各種繊維製品の染色加工、繊維製品の製造販売を主な事業として展開している。現在同社株式は、平成 29年4月末日を期限とする上場廃止の猶予銘柄となっている。

本件TOBにより、丸井織物は、得意とするスポーツカジュアル用途の合繊素材分野において、倉庫精練と緊密な連携をとりながら、織り工程から染め工程までの一貫生産体制を構築することで、更なる収益基盤強化と企業価値向上を目指す。一方、倉庫精練は、メキシコ市場から撤退し、丸井織物と連携を取りながら国内市場へと経営資源を集中することで企業価値の向上を目指す。

●今後のスケジュール
買付け等の期間 平成29年3月28日から平成29年4月24日
決済開始日 平成29年4月28日

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