M&Aニュース

リンテック(7966)、米国子会社を通じて現地印刷用粘着紙・粘着フィルムメーカーMACtac社を買収

更新日:

リンテック(7966)は、100%子会社であるLINTEC USA Holding, Inc.(米国マサチューセッツ州)を通じて、MACtac Americas Holdings, LLC(米国デラウェア州)の100%子会社である印刷用粘着紙・粘着フィルムメーカーMACtac Americas, LLC(米国オハイオ州、MACtac社)の全持分取得を決定した。
リンテックは、MACtac Americas Holdings, LLCの100%出資者であるEvergreen Holdings IV, LLC(Evergreen 社)と譲渡契約を締結した。

MACtac社は、米国・メキシコに製造拠点を持ち、北米を中心に印刷用粘着紙・粘着フィルム事業を展開しており、米国市場において確固たる地位を築いている。

本件により、リンテックグループは、北米の印刷用粘着紙・粘着フィルム市場へ本格参入するとともに、MACtac社を通じた北米市場へのリンテックオリジナル製品の積極展開を行うことで、印刷・情報材事業のグローバル展開の加速を図る。
また、MACtac社と自社技術の相乗効果を引き出し、北米市場のみならず日本およびその他地域での事業の強化・拡大を図る。

●今後のスケジュール
持分取得日 平成28年11月下旬

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

リンテックに関連するM&Aニュース

リンテック、連結子会社によるインドネシアMultiyasa Swadayaの全株式取得へ

リンテック株式会社(7966)は、完全子会社であるLINTECASIAPACIFICREGIONALHEADQUARTERSPRIVATELIMITED(シンガポール)、およびその完全子会社であるPT.LINTECJAKARTA(インドネシアジャカルタ州)が、PTMultiyasaSwadaya(インドネシアジャカルタ州)の発行済全株式を取得し、子会社(リンテックにおける孫会社)化することを決定し

リンテック子会社MACtac Canada LTD.、カナダ企業2社の事業及び関連資産を買収へ

リンテック株式会社(7966)は、子会社MACtacAmericas,LLC(米国オハイオ州)の子会社であるMACtacCanadaLTD.(カナダオンタリオ州)が、886381OntarioInc.(カナダオンタリオ州)および1598130OntarioLimited(カナダオンタリオ州)の事業ならびに関連資産の買収に関する契約を締結することを決定した。事業ならびに資産買収代金は、6,919百万

リンテック、子会社間で吸収合併実施へ

リンテック株式会社(7966)は、連結子会社であるリンテックサインシステム株式会社(東京都目黒区、以下サインシステム)と非連結子会社であるプリンテック株式会社(東京都板橋区)の吸収合併について決定した。サインシステムを存続会社とし、プリンテックを消滅会社とする吸収合併方式。サインシステムは、サインディスプレイ用素材、関連資材およびシステムなどの販売を行っている。プリンテックは、デジタルプリントサー

リンテック(7966)、欧州子会社を通じて英国の粘着製品加工・販売会社LGF社を子会社化

リンテック(7966)は、欧州の100%子会社であるLINTECEuropeB.V.(オランダ・アムステルフェーン市)を通じて英国の各種粘着製品の加工・販売会社であるLintecGraphicFilmsLimited(英国バッキンガムシャー州、LGF社)の全株式取得のための譲渡契約をLGF社株主と締結することを決定した。LGF社とリンテックは、2010年10月にリンテック商標のライセンス契約を締結

リンテック(7966)、米国の機能性フィルムメーカーVDI社を買収

リンテック(7966)は、米国持株会社LINTECUSAHolding,Inc.(マサチューセッツ州)を通じて米国の機能性フィルムメーカーVDI,LLC(米国ケンタッキー州、VDI社)の全持分を取得することを決定し、VDI社の出資者と譲渡契約を締結した。VDI社は、米国の国内外で金属蒸着フィルムやスパッタリングフィルムなどの機能性フィルムの製造・販売を行っている。本件により、リンテックグループは、

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A」に関連するコラム

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

タイでM&Aを検討する際に留意すること

海外M&A
タイでM&Aを検討する際に留意すること

本記事ではタイでのM&Aにおいてよく問題となる、タイ特有の留意点について解説します。(本記事は2023年2月に公開した内容を再構成しています。)※日本M&Aセンターホールディングスは、2021年にASEAN5番目の拠点としてタイ駐在員事務所を開設、2024年1月に現地法人「NihonM&ACenter(Thailand)Co.,LTD」を設立し、営業を開始いたしました。タイ王国中小企業M&Aマーケ

ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

海外M&A
ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

Xinchào(シンチャオ:こんにちは)!本記事では、ベトナムでのM&A投資における問題のひとつ、「厳しい競争環境」に関してお話させて頂きます。(本記事は、2022年11月に公開した記事を再構成しています。)独占交渉権とは「独占交渉権」とは、買手である譲受企業と売手である譲渡企業との間で、一定の間に独占的に交渉することができる権利の事です。一般的に買収ターゲット企業の選定後に、初期的な面談(対面/

海外M&Aにおける買収監査/DDチームの選び方

海外M&A
海外M&Aにおける買収監査/DDチームの選び方

本記事ではM&Aにおける終盤ステージである買収監査(デューデリジェンス)における留意点について解説したいと思います。ASEAN・中小M&Aにおける買収監査(デューデリジェンス)M&Aのプロセスでは基本合意契約を締結した後、最終契約に至る準備段階として買収監査が行われます。内容や期間はディールの規模や複雑性によって様々ですが、一般的に財務・税務・法務について専門チームに依頼します。また、場合によって

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年10月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード