M&Aニュース

損保ジャパン日本興亜HD(8630)、メッセージ(2400)株式を公開買付け

更新日:

損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社(8630)は、株式会社メッセージ(2400)の普通株式を公開買付けにより取得することを決定した。メッセージ取締役会は本公開買付けに賛同の意見を表明している。

本件は損保ジャパン日本興亜HDがメッセージを連結子会社化することを目的としている。メッセージの主要株主を主な取得先とする第一回公開買付け成立後に第二回公開買付けによりメッセージ株式を買い増し、連結子会社化する。第一回公開買付けは所有割合46.5%を上限としているが、第二回公開買付けにおいては上限下限は設けない。

本件は、メッセージ株式の上場廃止を企図したものではなく、両公開買付け後もメッセージ株式の上場は基本的に維持される方針。

損保ジャパン日本興亜HDは現在、介護事業における取り組みを強化している。
メッセージは、施設型から在宅系のサービスまで、多様な顧客ニーズに応える総合的な介護事業者。

損保ジャパン日本興亜HDは本件により、今後も拡大が予想される介護市場への取組みを一層強化し、早期に介護業界トップクラスのポジションを確立することを目指す。

●今後のスケジュール
届出当初の買付け等の期間 平成27年12月21日から平成28年1月25日まで

保険・保険代理店、保証サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

介護・福祉業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、介護・福祉業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

SOMPOホールディングス・メッセージに関連するM&Aニュース

SOMPOケア、みなけあ新座を子会社化へ

SOMPOケア株式会社(東京都品川区)は、株式会社みなけあ新座(埼玉県新座市)の発行済全株式を取得した。SOMPOケアは、有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームの運営、居宅サービス事業を行っている。みなけあ新座は、サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス事業、訪問看護事業、訪問介護事業の運営および管理を行っている。本件M&AによりSOMPOケアは、相互にノウハウとリソースを共有

損害保険ジャパン、ワープスペースとの間で資本業務提携

損害保険ジャパン株式会社(東京都新宿区)は、株式会社ワープスペース(茨城県つくば市)と2023年1月に資本業務提携をした。損害保険ジャパンは、SOMPOホールディングス株式会社(8630)グループの損害保険会社。宇宙事業者向けの新たなリスクに対応した保険の開発をはじめ、さまざまな宇宙プロジェクトをサポートする取組みを推進している。ワープスペースは、小型光中継衛星※を利用した光即応通信ネットワークサ

損害保険ジャパンとパワーエックスが資本業務提携へ

損害保険ジャパン株式会社(東京都新宿区)は、株式会社パワーエックス(東京都港区)と、資本業務提携を開始した。損害保険ジャパンは、SOMPOホールディングス株式会社(8630)グループの損害保険会社。洋上風力発電事業者向けに、リスク評価およびリスクを包括的に補償する保険をセットで提供する「ONESOMPOWINDサービス」や、小型商用EVへの保険料割引の新設など、カーボンニュートラル実現に資する商品

SOMPOホールディングス、ブラジル子会社の個人保険事業をドイツ保険グループTalanx AGの子会社へ譲渡

SOMPOホールディングス株式会社(8630)は、子会社のSompoSegurosS.A.(ブラジル・サンパウロ、SS)のコンシューマー(個人向け)保険事業を、HDISegurosS.A.(ブラジル・サンパウロ、HDI)に売却することを決定した。SSが、新会社「NewCo」を設立し、NewCoを承継会社とする会社分割(吸収分割)を行い、完全子会社化した後、NewCoの全株式をHDIに譲渡する。譲渡

SOMPOホールディングス傘下のSompo International Holdings Ltd.、伊ARAの買収に合意

SOMPOホールディングス株式会社(8630)傘下のSompoInternationalHoldingsLtd.(以下SI)は、ARA1857S.p.A.-AssicurazioniRischiAgricoliVMG1857(イタリアミラノ、以下ARA)の買収に合意した。SOMPOホールディングスは、損害・生命保険会社、その他の保険業法の規定により子会社などとした会社の経営管理を行う。SIは、農業

この記事に関連するタグ

「TOB」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的や流れ、企業事例を解説!

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的や流れ、企業事例を解説!

東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業へのTOB(株式公開買い付け)の動きが活発化しています。本記事ではTOBの概要や主な流れ、メリット、企業事例をご紹介します。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらTOB(株式

敵対的買収とは?仕組みやメリット、防衛策、企業事例を解説

M&A全般
敵対的買収とは?仕組みやメリット、防衛策、企業事例を解説

買収は「敵対的買収」と「友好的買収」の2つに大別できます。日本における企業買収の大半は友好的買収によって行われますが、稀に敵対的買収が行われることもあります。本記事では、敵対的買収の概要、敵対的買収を仕掛けられた側の防衛策、企業事例などをご紹介します。日本M&Aセンターでは、友好的M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せ

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

上場企業の株主が経営陣と経営方針などを巡って対立した結果、会社の支配力を強める目的で株式を買い進める場合があります。これが、「敵対的買収」です。しかし、敵対的買収に対して経営陣も何もしないわけではありません。経営陣と敵対する株主の動きを防ぐため、敵対的買収に対する様々な防衛策を発動して対抗します。その買収防衛策のひとつがポイズンピルです。本記事では、ポイズンピルの概要、メリットやデメリット、実際に

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBIとは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向上を図る買収形態の一つです。企業価

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

上場企業オーナー経営者の主要株式の売却について

M&A全般
上場企業オーナー経営者の主要株式の売却について

上場企業オーナー経営者の企業承継のためには、非上場企業とは異なる金融商品取引法(以下、「金商法」という)に基づき、株式公開買付け(TOB)によることが殆ど不可欠である。発行済み株式の3分の1超の株式の売買を伴うケースでは、オーナー経営者が予め特定の買受人(以下、「承継予定者」という)と相対で株式を売却する場合でも、TOBによることが金商法上必要になる。そこで、検討すべき実務上のポイントを、以下に説

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2015年12月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード