東証一部上場 証券コード 2127
No.2127

中堅・中小企業のM&A仲介実績No.1

M&A成功事例インタビュー

~後継者問題解決・今後の成長拡大のためのM&A~

M&Aは人生で1回きり。安心して仲介を依頼できる企業を探しました

アイエヌエス・ソリューション&アウトソーシングテクノロジー

2013年12月、当社がお手伝いしてM&Aを実行された2社、アイエヌエス・ソリューション(以下INS)の小林様と、アウトソーシングテクノロジー(M&A実行時はアウトソーシング・システム・コンサルティング)の茂手木様に、M&Aを決意された経緯や当時の心境などをお聞きしました。

M&A成功事例:アイエヌエス・ソリューション
アイエヌエス・ソリューション株式会社
代表取締役会長 小林 健二 様
M&A成功事例:アウトソーシングテクノロジー
株式会社アウトソーシングテクノロジー
代表取締役社長  茂手木 雅樹 様
譲渡企業

アイエヌエス・ソリューション株式会社

  • 東京都中央区
  • 人材派遣事業、IT関連事業
  • 売上高:約4億円/従業員数:7名(役員、登録スタッフ除く) ※当時
譲受け企業

株式会社アウトソーシングテクノロジー
(当時は株式会社アウトソーシング・システム・コンサルティング)

  • 東京都千代田区
  • WEBコンサルティング事業、人材派遣業
  • 売上高:約90億円/従業員数:2,200名

小林様、INSのご紹介と、M&Aを検討した経緯をお教えください。

小林 INSは、1998年に私が52歳で設立した、人材派遣事業やIT関連事業を行う企業です。会社設立前はNTTにいたこともあり、NTTグループとの取引や人脈に強みを持っています。事業は順調に推移しておりましたが、60歳を過ぎたあたりから事業承継について思案するようになりました。私には2人の息子と1人の娘がおり、私と同じくNTT系の会社に勤める息子2人が継いでくれればという漠然とした希望を持っていましたが、2人共勤めている会社で中堅層になり、仕事が大変面白いという事で、会社は継がないことになりました。幹部社員への承継も考えましたが、「社長」という肩書や権限だけを持たせても、オーナーは自分であり、何かあった時の保証は私に降りかかってきます。これではただの問題の先送りではないかと思いました

事業承継の他の選択肢についての知識が乏しかったため、親しい経営コンサルタントに相談し、M&Aについて教えてもらいました。M&Aは新聞や雑誌で出てくるような大企業のみがやるものという先入観がありましたが、検討してみることにしました。M&Aは人生で1回のことですから、失敗はできませんし、万が一取引先へ情報漏洩等があった場合は会社の存続にも関わります。したがって、本当に安心して仲介を依頼できるのはどこなのか?という観点で複数社検討し、65歳の時、東証一部上場で業界最大手の日本M&Aセンターに依頼しました

茂手木様、アウトソーシンググループのご紹介と、INS様との資本業務提携に至った経緯を教えて下さい。

茂手木 アウトソーシングは、1997年に静岡市で設立された、メーカーの生産性向上のためのアウトソーシング事業を行う会社です。現在は東京都に本社を置き、国内外にグループ会社39社、連結社員数が17,000人という規模に成長しております。

当グループの事業は、主要顧客である国内メーカーの業績に左右されやすいことから、生産と繁閑サイクルの異なるIT・通信分野の強化を掲げ、戦略的なM&Aの機会を積極的に模索しておりました。INSは、NTTグループを中心とした大手優良顧客に対して、ネットワークエンジニア・通信回線システム運用手配・営業支援等の人材派遣ビジネス及びIT事業を行い、企業としての基盤を築かれております。INSと複数回ご面談させて頂き、既存の人材派遣ビジネスだけでなくIT事業のさらなる拡大の可能性を感じ、譲受けを決断しました

小林様、アウトソーシンググループとの提携を決意された理由をお教えください。

小林 当社は顧客から仕事の引き合いはたくさんきていたのですが、該当するスペックの高い人材が採用できておりませんでしたので、採用に力を入れてくれる企業を相手先として希望していました。また、従業員の継続雇用・雇用条件の維持と、社名の維持の2点については必須である旨を日本M&Aセンターにお伝えしました。リストアップ頂いた企業は数十社ありましたが、その中で約十社程度に打診先を絞りました。その後大変ありがたいことに、関心を示して頂いた先が3社出てきましたが、私が求めていた「人材採用力」があり、派遣事業のみならずIT事業も強化していきたいと熱く語って頂いたアウトソーシンググループを選びました。

交渉は順調に進み、約4カ月で話が決まりました。長年育ててきた企業をお譲りするということは、娘を嫁に出す以上の寂しさがありましたが、「ファミリー企業からパブリックカンパニーに変貌できる」という強い期待があり、M&Aをやめようとは思ったことはありませんでした

人材派遣会社オーナー経営者のためのM&Aセミナーの様子
2014年7月当社で開催された「人材派遣会社オーナー経営者のためのM&Aセミナー」にて、アイエヌエス・ソリューション小林会長にご講演いただきました

M&A成約後はいかがですか?

小林 調印式を行った翌日に、全従業員を集めて今回の事を話しました。社員発表では、処遇や雇用条件は変わらないことや、私も取締役会長として一定期間会社に残ることを伝えました。初めはみな不安げな表情でしたが、「私が責任を取るから安心して欲しい」という話をしたところ、みなが納得してくれました。主要取引先であるNTTグループ各社の幹部に対しては、アウトソーシングを引き合わせ、この決断に対してご理解頂きました。

アウトソーシンググループ全体で色々な仕事があるので、従業員は活躍の場が広がったと思います。INSの弱みでもあった人材採用については、アウトソーシングにてINSの専任の採用担当を2名つけていただいており、該当する人材を積極的に採用できています。また、何よりM&Aによって協力できるパートナーができたという安心感があります。これまでずっと妻も会社の経理を担当していましたので、今後は2人で今までできなかった九州旅行やゴルフを楽しみたいです。一方でINSを2倍、3倍にしたいという気持ちもあり、取締役会長としてできることはやっていきたいと考えています

茂手木 INSにはアウトソーシング本社と同じビルに移転していただき、従業員同士の交流も生まれていますし、NTTグループの技術者と合同で新たなサービスを作るためミーティングを行うなど、取引先とも良好な関係を継続しています。今後も「モノ」×「IT」双方の分野においてより高い技術力をご提供できるプロフェショナル集団として、今後も技術大国日本へ貢献していきたいと思います

最後に小林様、M&Aを振り返っての感想をお聞かせください。

小林 M&Aに対しては当初マイナスのイメージが大きく不安な事もありましたが、日本M&Aセンターは丁寧に説明してくれ、たくさんの候補企業の中から良いお相手を探してきてくれて非常に感謝しています。一人では良いお相手を探せなかったと思いますし、懸念していた情報漏洩も一切起こらず、また最終段階における細かい条件交渉も行ってくださり、日本M&Aセンターに依頼して本当に良かったと感じています

今後M&Aによる企業譲渡を検討される方には、早い時期から検討すること、信頼できる仲介会社に任せることが大切であるとお伝えしたいです。

<日本M&Aセンター仲介担当者より>

日本M&Aセンターでは、M&Aの仲介に当たり譲渡企業担当者・譲受企業担当者・サポートする専門家(会計・法律・税務面)などで構成される3~5名のプロジェクト体制で、お客様のサポートを行っています。ご相談からお相手探し、スキーム構築、最終契約まで、すべての方のメリットをかんがみ、効果創出のための最大公約数を見つけ出す作業を行います。

  • 日本M&Aセンター 長崎貴弘

    情報開発部 課長 長崎 進一 (アイエヌエス・ソリューション様 担当)

    小林社長とは信頼のおけるコンサルティング会社さんの紹介で出会いました。初めてお会いした時から従業員さんの雇用の維持、自社の存続発展を強く望まれており、小林社長の思いを理解してくれる提携先を探索するよう努めました。
    両社の今後ますますのご発展を祈念しております。

  • 日本M&Aセンター 栗原大樹

    事業法人部 課長 人材業界担当 栗原 弘行 (アウトソーシングテクノロジー様 担当)

    中小の技術者派遣会社は、人材不足、採用コスト高、教育負担の増加、取引先からの単価の下落圧力等により、今後益々再編が加速するでしょう。その中で、アウトソーシンググループ様は中心的な役割を担われるのではないでしょうか。本件では、アウトソーシングテクノロジー茂手木社長の相手企業の従業員や取引先への配慮あるご対応が印象的でした。両社の益々のご発展を祈念しております。

広報誌「M&A」vol.39
M&A vol.39

このインタビューは日本M&Aセンター広報誌「M&A vol.39」に掲載されています。