東証一部上場 証券コード 2127
No.2127

中堅・中小企業のM&A仲介実績No.1

M&A成功事例インタビュー

~今後の成長拡大のためのM&A~

育ててきた会社と社員を大事に引き継いでくれると感じました

アペックス&ティーライフ

2012年10月に、当社がお手伝いしてM&Aを実行された2社、アペックス社のビューエル様とティーライフ社の植田様をお迎えし、M&Aを決意された理由や当時の心境などをお聞きしました。

写真:アペックス&ティーライフ
株式会社アペックス 代表取締役社長 ビューエル芳子様(左)、ティーライフ株式会社 代表取締役社長 植田伸司様(右) ※職称は当時のもの
譲渡企業

株式会社アペックス

  • 群馬県高崎市
  • 輸入雑貨等の卸売
  • 売上高:約13億円/従業員数:19名
譲受け企業

ティーライフ株式会社(JASDAQ:3172)

  • 静岡県島田市
  • 健康食品等の通信販売
  • 売上高:約45億円/従業員数:86名

ビューエル芳子様、アペックス社のご紹介と、M&Aを検討した経緯をお教え下さい

アペックス社が輸入販売している北欧雑貨の一例
アペックス社が輸入販売している北欧雑貨の一例

ビューエル アペックスは、群馬県高崎市で北欧雑貨の輸入や国内商品の企画販売を行っている会社です。主に、北欧や日本国内の中小企業から仕入れた食品や寝具、雑貨などを企画・プロデュースし、テレビショッピングやカタログ販売等を行う通販会社に卸しています。商品の品質には強いこだわりがあります。社員が直接北欧の見本市に行って買い付けたり、見た目だけでなく機能性や安全性に優れた国産の商材を企画・発掘したりして販売しております。お客様は女性が多いので、社員も女性が多く、それぞれ活躍してくれています。

25年前の創業当初は苦労もしましたが、おかげさまで会社は順調に成長し、長女も取締役としてサポートしてくれるようになりました。しかし将来のことを考えると、まだまだ厳しい中小企業の環境の中で娘に連帯保証をさせてまで会社を継がせるべきなのか逡巡していました。

そのような状況の中、2010年に日本M&Aセンターが開催するセミナーに参加し、事業承継の方法の一つであるM&Aについて検討しはじめました。そして、コンサルタントの西田さんにご相談させていただくうちに、M&Aで会社を引き継ぐことで会社も社員も幸せになることができるのでは、と考えるようになりました。

植田様、ティーライフ社のご紹介とアペックス社を譲り受けた経緯をお教え下さい

ティーライフ社の通販サイト
ティーライフ社の通販サイト

植田 ティーライフは、静岡県島田市で、健康・美容関連商品を、カタログ、インターネット等を通じて通信販売する会社です。当社のお客様の9割は女性で、そのため社員の大半も女性です。社員の平均年齢は32歳と若く、カタログ製作や新商品の開発では、ここでも多くの女性が活躍しています。例えば、全顧客に手書きのメッセージを添えて商品を発送するなど細やかな気遣いにより顧客との良好な関係を築いております。そのようなサービスが奏功し、定期購入顧客は約40万人にも上ります。そして、創業30年目の2012年3月には、JASDAQに上場することができました。上場後もさらに成長し続けるため、40万人の顧客の期待に応える独自商品の企画・開発や商品調達力の強化が必要だと考えていました。

そのような時、日本M&Aセンターが開催した「上場企業のための企業価値向上セミナー」に参加し、企業の譲受けについて担当コンサルタントの福井さんにご相談しました。そのあとすぐに、アペックス社についてご提案いただいたのです。

アペックス社の独自の機能性商品の企画開発や、海外優良ブランドとの提携・商品調達、楽しく健康的な生活提案にマッチする商品の展開は、まさに当社が強化しようとしている分野と一致しています。さらに、アペックス社と当社は、「通信販売を通じて消費者により健康的で楽しい生活を提案する」という同一の理念をもっていました。両社が提携して一緒に歩んでいくことで、アペックス社の企画販売力を活かすとともに当社の顧客満足度を向上させることが可能になります。

アペックス社も女性社員が多く企業文化が似ており、当社のお客様にさらに喜んでいただける商品づくりに一緒に取り組んでいけると思いました。

ですから、福井さんからご提案いただいた1週間後には、アペックス社を譲受けたい旨をお伝えしました。

ビューエル様、ティーライフ社との提携を決意された理由を教えてください

ビューエル トップ面談で植田社長にお会いして、非常に包容力のある方だという印象を持ちました。同じ創業者として経営理念にも共感できましたし、当社と同じく女性が多い会社ですから、私が育ててきた会社と社員を、この人なら大事に引き継いでくれるだろうと感じました。また卸という業態は景気に左右されたり売上が偏ったりと不安定な部分もあります。しかし40万人の顧客基盤を持つ上場企業と資本提携することで、安定した業績が見込めて経営の安定につながると思い、譲渡を決断しました。

現状はどうですか?

ビューエル 株式は譲渡しましたが、現在も社長を続けており、数年は続投する予定です。植田社長とは、群馬と静岡の中間地点である東京で打ち合わせをし、互いのノウハウを共有しアドバイスをしあっています。アペックスは、資本力が強固になったことで仕入や商品開発にさらに力を入れることができるようになり、取引先からの信用もアップしました。

このような素晴らしいお相手先に巡り合えたのも、早くからM&Aを検討しはじめたおかげだと思っています。3年かかりましたが、今は、経営者としてベストな選択ができたと感じています。ティーライフグループの一員として、今後もさらに多くのお客様によい商品をお届けしたいと思っています。

植田 ビューエル社長には、引き続き最前線で活躍してもらっていて、ティーライフの経営アドバイスもしていただくなど、助けられています。あと数年とは言わず、10年、20年と活躍し続けていただきたいほどです。当社の通販サイトでのアペックス社商品の売上も好調で、互いの客層にクロスセルすることに成功しています。

今後も、アペックス社を含むティーライフグループとシナジーがある会社があれば、積極的にM&Aを行っていきたいと考えています。担当の福井さんには、M&A後もサポートしていただいていており非常に感謝しています。今後も戦略的な提案を頂けることを期待しています。

メディアで紹介されました

フジサンケイビジネスアイ1面「後継悩む中小M&Aに活路 円滑な成立へ 仕組み整備課題」にて紹介

今回のM&Aは、2013年11月27日、フジサンケイビジネスアイ1面「後継悩む中小M&Aに活路 円滑な成立へ 仕組み整備課題」にて紹介されました

(担当者から)

日本M&Aセンターでは、M&Aの仲介に当たり譲渡企業担当者・譲受企業担当者・サポートする専門家(会計・法律・税務面)などで構成される3~5名のプロジェクト体制で、お客様のサポートを行っています。ご相談からお相手探し、スキーム構築、最終契約まで、すべての方のメリットをかんがみ、効果創出のための最大公約数を見つけ出す作業を行います。

  • 企業情報部 ディールマネージャー 西田 賢史

    初めてアペックス社の本社にお伺いしたときに、「非常に面白い会社であり今後が楽しみである」と感じたことを覚えております。優秀な経営陣に加え、社員の方々もエネルギッシュであり、勢いを感じました。本件を進めていく中で、私自身も勉強になることが多く、楽しく仕事をさせて頂きました。
    今後の両社の益々の発展を祈念しております。(アペックス社担当)

  • 事業法人部 担当部長 福井 順

    ティーライフ社植田社長は、JASDAQ上場という絶好のタイミングでM&Aのご検討を始められ、極めて短期間のうちにご成約されました。それだけアペックス社の魅力とシナジーが明確だったということでしょう。
    今後も事業発展のためにM&Aを大いに活用していかれる方針であり、弊社としても積極的にお手伝いをさせて頂きたいと思っております。(ティーライフ社担当)

広報誌「M&A」vol.34
M&A vol.34

このインタビューは日本M&Aセンター広報誌「M&A vol.34」に掲載されています。