
伊藤忠商事がIPコンテンツ領域の中核事業会社を設立、スカパー・ピクチャーズを持分法適用会社化
伊藤忠商事株式会社(8001)は、IPコンテンツビジネスを専業として、既存事業を集約した完全子会社である株式会社アイライツポート(東京都港区)を設立し、同社を通じて、株式会社スカパー・ピクチャーズ(東京都港区)の株式を追加取得し、持分法適用会社化(議決権所有割合を49%へ引き上げ)した。
アイライツポートは、伊藤忠商事が日本のアニメ・キャラクター等のIP(知的財産)コンテンツ市場における収益基盤の強化を目的として2025年10月に設立。アニメ・キャラクターなどのIP関連事業を行っている。
スカパー・ピクチャーズは、スカパーJSATグループのアニメ事業を担っており、アニメを中心とした映像コンテンツの企画・製作投資・販売、及び周辺事業を展開している。
背景・目的
近年、動画配信プラットフォームの普及やデジタルデバイスの進化に伴い、グローバル市場において日本発のアニメやキャラクターIPに対する需要は拡大している。
アニメ作品を通じて、世界的に日本のコンテンツの認知が高まり、キャラクターライセンスビジネスの市場も拡大している一方で、各国での商品化やゲーム、イベント等の二次利用において、なお多くの課題を抱えている。
こうした中で、IPの価値をグローバルに最大化し、持続的な収益機会につなげていくための仕組みや機能を整備することが、これまで以上に重要になっている。
伊藤忠商事は、IPコンテンツビジネスの中核を担う新会社としてアイライツポートを設立し、伊藤忠商事が保有するRBAやスカパー・ピクチャーズ、PCHOME CB Co., Ltd、ANYCOLOR株式会社等のIPコンテンツ関連出資先を、アイライツポート傘下へ移管・集約する。
これにより、各社が有するライセンス運用機能やグローバルな販売ネットワーク、マーケティングノウハウを一元管理することで、グループ内でのシナジー創出を加速させていく。
スカパー・ピクチャーズはアニメ作品の企画・開発を担い、アイライツポートに集約された海外展開機能と融合させることで、作品の企画からグローバル展開、商品化までを一気通貫で手掛ける強固なバリューチェーン構築を目指す。
