
日本製鉄、傘下の鋼管3社を経営統合へ
日本製鉄株式会社(5401)の連結子会社である日鉄片倉鋼管株式会社(兵庫県尼崎市)、鶴見鋼管株式会社(福島県いわき市)および日鉄鋼管ファインチューブ株式会社(徳島県板野郡)の3社は、経営統合することについて決定し、合併契約を締結した。
日鉄片倉鋼管を存続会社、鶴見鋼管および日鉄鋼管ファインチューブを消滅会社とする吸収合併方式。
今後、各社の株主総会で当該合併契約の承認を得た上で、「日鉄ファインチューブ株式会社」(兵庫県尼崎市)として発足する予定。
日鉄片倉鋼管は、冷間仕上引抜鋼管製造販売を行っている。
鶴見鋼管は、炭素鋼鋼管、ステンレス鋼鋼管などの冷間引抜き製造加工を行っている。
日鉄鋼管ファインチューブは、自動車用鋼管を主体に、産業用・建設機械用の鋼管を製造している。
背景・目的
国内鋼材需要の低迷長期化、労働力不足、自動車の電動化等、メカニカル伸管分野を取り巻く業界は、厳しい環境が続くとされている。
この環境下の中で、日本製鉄グループ3社を統合し、効率的な組織の構築を進める。
日程
経営統合の期日:2026年1月1日(予定)






