
マンダム、MBO実施で非公開化へ
株式会社マンダム(4917)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の実施を発表した。
カロンホールディングス株式会社(東京都千代田区)が公開買付け(TOB)により、マンダムの普通株式を取得する。
一連の手続きが完了すれば、マンダム株式は上場廃止となる見通し。
カロンホールディングスは、投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズの傘下。本公開買付けによるマンダムの株券等の取得及び所有等を目的として設立された。
マンダムは、化粧品製造・販売事業を主たる事業として展開している。
目的
抜本的な収益性改善や各国におけるブランド価値向上のためのマーケティング投資の実施等戦略的取り組みを加速させることが必要であり、短期的な業績変動に左右されず、長期的な成長戦略に集中できる経営環境の整備を図る。
CVCは、マンダムの成長に向け、既存ビジネスの更なる拡大・高度化、経営管理体制・組織の抜本的高度化支援、M&A・業務提携等による非連続的な成長機会の探索・実行支援、グローバル市場における事業展開やバリューチェーン強化の支援の施策を計画している。
買付予定の株券等の数
| 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
|---|---|---|
| 40,467,222株 | 25,285,200株 | -株 |
買付け等の期間
2025年9月下旬を目途に開始予定。(30営業日)
買付け等の価格
普通株式1株につき、1,960円
買付代金(予定)
79,315,755,120円
(注)買付代金(予定)は、本公開買付けにおける買付予定数(40,467,222株)に、本公開買付価格(1,960円)を乗じた金額。





