会社売却先シミュレーション

サンケン電気、GaN系半導体エピ基板開発の子会社パウデックを吸収合併

更新日:

サンケン電気株式会社(6707)は、完全子会社である株式会社パウデック(栃木県小山市)を合併することを決定した。

サンケン電気を存続会社とし、パウデックを消滅会社とする吸収合併方式で、パウデックは解散する。

サンケン電気は、半導体デバイス等の電子部品の製造・販売等を行っている。

パウデックは、GaN系半導体エピ基板及びGaN結晶成長の開発・生産等を行っている。2025年4月1日にサンケン電気が買収した。

背景・目的

パワー半導体の市場規模は、今後も拡大し、特にGaNパワーデバイス市場は急成長が見込まれている。

サンケン電気は、2024年中期経営計画における新技術領域として、化合物デバイスに注力する要素開発を掲げており、将来に向けた成長にも積極投資を進めて行く方針である。

パウデックは、高性能なGaNパワーデバイスを実現できる技術を有しており、この高度な技術力をさらに向上させるとともに、高耐圧パワーモジュール・パワーデバイス製品とGaNパワーデバイスを組み合わせることで、サンケン電気が今後拡大を狙うGaNパワーデバイス市場における競争力を高める狙い。

日程

本合併効力発生日:2025年10月1日(予定)

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