
塩野義製薬、子会社のシオノギファーマを吸収合併
塩野義製薬株式会社(4507)は、完全子会社であるシオノギファーマ株式会社(大阪府摂津市)を合併することを決定した。
塩野義製薬を存続会社、シオノギファーマを消滅会社とする吸収合併方式。
塩野義製薬は、医療用医薬品の研究開発、仕入、製造、販売及びこれらの付随業務を行っている。
シオノギファーマは、塩野義製薬の医療用医薬品や治験薬などの製造を担う生産子会社。
背景・目的
塩野義製薬は、中期経営計画に基づき、自社創製の感染症薬を中心とした事業のグローバル化と規模拡大を加速させている。
昨今、地政学リスクの高まりや品質に係る規制強化など、医薬品のサプライチェーンを取り巻く環境は大きく変化しており、グローバルでのサプライチェーンマネジメントの難易度は一層高まっている。とくに、感染症薬は流行状況によって需要が急変するため、患者や医療機関に安定供給するためには、柔軟な対応が求められる。
このような環境下に対応するため、本合併により、生産機能、製薬技術開発、販売・マーケティングなどの各機能の連携をより強化することで、あらゆる環境変化に対応できる生産・供給体制の構築を目指す。
日程
合併期日(効力発生日):2027年4月1日(予定)





