
東京汽船、子会社の東京湾フェリーと非連結子会社の横浜貿易ビルの合併を発表
東京汽船株式会社(9193)は、連結子会社である東京湾フェリー株式会社(神奈川県横須賀市)と、持分法適用非連結子会社である株式会社横浜貿易ビル(神奈川県横浜市)の合併を発表した。
東京湾フェリーを存続会社とし、横浜貿易ビルを消滅会社とする吸収合併方式。
また、東京汽船は、東京湾フェリー及び横浜貿易ビルの両社の少数株主が所有する株式を購入し、完全子会社化した。
東京湾フェリーは、久里浜~金谷を結ぶカーフェリー事業を展開している。
横浜貿易ビルは、駐車場事業を行っている。
背景・目的
東京湾フェリーは、1997年に開通したアクアラインの通行料の相次ぐ値下げにより利用客数が低迷し、2020年の初めに発生した新型コロナウイルス感染症の拡大も重なり、業績が長期にわたり低迷し債務超過状態が続いている。
両社を完全子会社化したうえで合併することにより、債務超過状態を解消し、カーフェリー事業の航路維持と利用客へのサービス向上を図る。
日程
合併期日(効力発生日):2025年11月末(予定)





