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小田原機器(7314)、 基板設計システム開発を行うアズマの事業を吸収分割により承継

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株式会社小田原機器(7314)は、株式会社アズマ(奈良県生駒郡)の事業を吸収分割し、100%子会社に事業を承継させることを決定した。
本件は、アズマ社を吸収分割会社とし、小田原機器の完全子会社を吸収分割承継会社とする吸収分割である。

小田原機器は、運賃収受機器事業、システム開発事業を展開。

アズマ社は、小型電子計算機及び電子計算機部品の製造販売や各種電子計算機器の製図設計請負、各種基板設計及び販売等の事業を展開している。

昨今のバス機器市場においては、 キャッシュレス化及びIoT化の進展により、システム開発が必要となる製品のニーズが増加しており、ソフトウェア開発の業務比重が年々高まっている。
本件M&Aにより、小田原機器は、アズマ社の長年蓄積された基板設計のシステム開発に係る技術及び通信関連技術のノウハウを統合することで、グループにおけるソフトウェア開発の効率化及び開発ノウハウの伝承が可能となる。また、公共交通事業における新たな事業展開の足掛かりを含め、新たな付加価値及びシナジー効果創出を目指す。

・今後のスケジュール
効力発生日 2020年7月1日

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