著者・監修者一覧

日本M&Aセンター業種特化事業部コラム制作担当

日本M&Aセンター  業種特化事業部コラム制作担当 

業種特化事業部はIT、建設・設備工事、住宅・不動産、食品、調剤薬局、物流、製造、医療・介護といった各業界に特化し、日々新たな案件に取り組んでいます。各コンサルタントのノウハウや知見を集め、有益な情報発信に努めてまいります。

関連記事

薬価制度と日本の財政について

コラム
薬価制度と日本の財政について

改定によって見直しが続く薬価薬局を経営していく中で重要な経営指標の一つに「薬価」があります。薬価、すなわち薬価基準制度とは、保険医療機関等の扱う医薬品の価格を公的に定めているシステムです。厚生労働大臣を通じて国が決定する薬価ですが、最近の薬価改定では医療費抑制のため薬価の引き下げが顕著となっています。さらに二年に一回であった薬価改定が2021年度から中間年も薬価の見直しを行うようになり、毎年改定に

日医工の上場廃止から考えるジェネリック医薬品卸業界の先行き

コラム
日医工の上場廃止から考えるジェネリック医薬品卸業界の先行き

いつもコラムをご愛読いただきありがとうございます。日本M&Aセンター業種特化事業部の岡田拓海です。今回は「日医工の上場廃止から考えるジェネリック医薬品卸業界の先行き」についてお伝えします。@cv_button日医工の上場廃止が及ぼす医薬品卸業界への影響2022年12月28日、日医工株式会社は業績不振を理由に申請していた事業再生ADRが成立したことを発表しました。事業再生案として、国内投資ファンドの

2022年製造業(自動車業界)M&Aの回顧と今後の展望

コラム
2022年製造業(自動車業界)M&Aの回顧と今後の展望

日本の製造業の根幹を支える自動車(部品)業界において昨年(2022年)は、初頭からウクライナ情勢の変化に端を発し、サプライチェーンの混乱(電装部品の供給不足)、エネルギー・商品価格の変動(高騰)、急激な円安化等による市況の変化への対応で足元の経営安定化に向けた舵取りに奔走する企業が増加しました。コロナ禍の影響も未だ根深く、2022年初頭は、日本の大手自動車部品メーカーであるマレリ(旧カルソニックカ

物流業界M&Aの歴史とこれから

コラム
物流業界M&Aの歴史とこれから

近年の物流業界のM&A動向物流業界のM&Aにおいては上場企業と非上場企業で切り分ける必要があります。10年以上振り返れば主要上場企業16社は非常にM&Aを多く経験しており、10件以上の企業が6社あり、実際はM&Aがそもそも盛んな業界であることが伺えます。毎年平均75件ほどのM&Aを行っており、安定的な件数を毎年重ねています。@cv_button加えて、非上場企業の非公開案件も、2019年度はM&A

知られざる製造業M&Aの雄―エマソン・エレクトリック

コラム
知られざる製造業M&Aの雄―エマソン・エレクトリック

エマソン・エレクトリック(EmersonElectricCo.)という企業をご存知でしょうか?米国ミズーリ州セントルイスに本拠地を置き、グループ売上は2兆円を誇る、世界有数の事業規模を誇る電機メーカーです。エマソンは、製造業を中心としたコングロマリット企業です。日曜大工に欠かせない電動工具と言った一般消費者用製品から、プラント向けの制御システムまで扱っています。なんと65年もの間、連続増配を達成し

10億円超でイグジットする可能性を考えてみる

コラム
10億円超でイグジットする可能性を考えてみる

M&Aアドバイザーとして数多くの経営者と面談を行っております。その中で、若手の経営者の方々を中心に「圧倒的高値で売却をするにはどうしたらよいか?」、「株価10億円が付くならイグジット(売却)を検討したい」という相談が増えているように感じています。10億円というのはキリが良く、感覚的にもわかり易い為、M&Aでイグジットを考える経営者にとっては1つの目標となる数字ではないかと思います。昨今では設立数年

「プラスチック製品製造業界の展望」 射出成型M&A事例を踏まえて

コラム
「プラスチック製品製造業界の展望」 射出成型M&A事例を踏まえて

プラスチック製品は、日用品や自動車部品など、我々の身近に多く存在しています。プラスチックは合成樹脂とも呼ばれており、多くの分子を人工的に合成したものを指します。プラスチック製品は様々な成型法(製造法)があり、例えば射出成型、真空成型、圧縮成型などが挙げられます。今回は射出成型を行う企業のM&Aについて事例を踏まえながら考察していきます。@cv_buttonプラスチック製品製造業界とはプラスチックは

製造業における6つのM&Aマッチングパターンとは?

コラム
製造業における6つのM&Aマッチングパターンとは?

あらゆる業種が製造業への参入意欲を占めている自社でM&Aを検討する際、まず初めに頂く質問は「どんな会社が買ってくれるの?」「どんな会社を買えばいいの?」という、マッチングに関するご質問が非常に多いです。例えば、M&Aが活況と言われる調剤薬局では、調剤薬局同士のM&Aがほとんどなので、社風や経営者同士の相性のみがポイントになることが多く、異なるビジネスモデル同士の相性を考えたマッチングを考える必要が

Amazonが日本市場へ上陸する!?電子処方箋が引き起こす、調剤薬局の参入障壁の崩壊

コラム
Amazonが日本市場へ上陸する!?電子処方箋が引き起こす、調剤薬局の参入障壁の崩壊

電子処方箋の導入で変わる、薬局のビジネスモデルいつもコラムをご愛読頂きありがとうございます。日本M&Aセンターの調剤薬局専門グループです。先日ニュースをみて衝撃を受けた方も多いかと思われますが、2023年Amazonが日本の処方薬販売への進出を検討しているとの報道がありました。確定した情報ではないにも関わらず、同業界の上場企業株価は急落し、競争激化への懸念が強まる形となっています。@cv_butt

「電子部品業界の展望」村田製作所、京セラの事例を踏まえて

コラム
「電子部品業界の展望」村田製作所、京セラの事例を踏まえて

電子部品とは、テレビやパソコン、スマートフォンなどの電子回路に使用される部品を指します。電子部品と言っても様々な種類があり、例えばコンデンサ、抵抗器、スイッチや電子回路基板など、その種類は多岐にわたります。日本国内において、1950年代にテレビ・洗濯機・冷蔵庫の「三種の神器」が普及してから電子部品業界は盛り上がりを見せました。今日においても、IoTの発展や金融サービスとITを組み合わせたフィンテッ

【入門編】製造業M&Aと土壌汚染

コラム
【入門編】製造業M&Aと土壌汚染

M&Aには様々な論点がつきものです。労務、法務、会計などは、どのような業界・業種でも論点となり得るため、デューデリジェンス(買収監査)においても発覚しやすく、M&A実務における対処法もある程度確立されています。一方で、製造業ならではの、特に注意が必要な論点も存在します。工場設備の安全基準や、外国人の実習生の労働要件、工場内におけるアスベストの使用。そして、土壌汚染に代表されるような環境問題です。特

基礎・地盤改良工事業界のM&A動向

コラム
基礎・地盤改良工事業界のM&A動向

本日は、近年M&Aが増加傾向にある基礎・地盤改良工事業界のM&A動向についてお伝えいたします。移動世帯数の減少や平均築年数の伸長によって国内の新設住宅着工戸数が減少し続けていることなど、市場環境が大きく変化しつつあります。本コラムでは、基礎・地盤改良工事業界の動向およびM&A動向について事例を交えて解説いたします。@cv_button基礎・地盤改良工事業界の動向まずは基礎・地盤改良工事業界の需要に

「半導体業界の展望」 ルネサスエレクトロニクスの事例を踏まえて

コラム
「半導体業界の展望」 ルネサスエレクトロニクスの事例を踏まえて

かつて半導体は航空機やミサイルの制御など、軍事用で使用されることが一般的でした。今ではロボットや通信機器はもちろんですが、自動車や家電にも使われており、私たちにとってより身近な存在となりました。社会の中で必要不可欠なものである半導体ですが、業界では、全世界的に熾烈な生産・開発・販売競争が起き、各社生き残りをかけ、様々な施策を行っており、企業同士の統合や協業、合併など、様々な再編が起こりました。しか

「造船業界の展望」 造船業界(中小企業)はM&Aをどのように活用するべきか

コラム
「造船業界の展望」 造船業界(中小企業)はM&Aをどのように活用するべきか

明治時代、造船業は日本の製造業の中心産業であり、日本が近代化する上で欠かせない存在でした。かつて船の材料は木材が中心でしたが、次第に鉄や鋼へ変わり、鉄鋼製の船が現れ、石油を動力するものが一般的となりました。そのため、日本では製鉄所や船渠が多くなり、造船業界は日本の基幹産業として成長し、1956年には新造船建造量シェア世界1位を獲得、その後も半世紀にわたってそのシェアを維持してきました。しかし、現在

プラント工事業界のM&A動向

コラム
プラント工事業界のM&A動向

日本国内のプラント需要の落ち込みによって、全国のプラントにて廃止や機能停止が相次いでいます。再生可能エネルギーへのシフトや脱炭素化の流れは加速しており、プラント工事業界は今後も事業環境が大きく変化していくことが予想されます。本コラムでは、プラント工事業界の動向を踏まえたうえで、プラント工事業界M&Aの特徴を捉え、業界経営者はどのような立ち回りが求められるのかを考えていきます。@cv_button#

ファーマシィとの資本提携で注目されるアインホールディングスの歴史と挑戦

コラム
ファーマシィとの資本提携で注目されるアインホールディングスの歴史と挑戦

はじめに2022年5月9日、多くの調剤薬局業界関係者が驚いたのではないでしょうか。業界最大手のアインホールディングスが、中国地方を中心に100店の調剤薬局を持つファーマシィホールディングスの全株式を取得し、完全子会社化することを発表したのです。@cv_button取得額は非公表ですが、ファーマシィホールディングスの2021年3月期の売上高は約215億円で、アインホールディングスのM&Aとしても、過

企業価値算定とは?スタートアップのバリュエーションを徹底解説

コラム
企業価値算定とは?スタートアップのバリュエーションを徹底解説

一般的な評価手法について一般的にM&Aの株価はどのように決まるのでしょうか。まず大原則として、売り手と買い手の相対取引であるため、双方が合意する価格がM&Aの成約価格となります。極端な話ですが、双方合意の上であれば1円で売買が成立する可能性もありますし、逆に著しく高い提示価格でも成約しない可能性もあります。上記前提の上で、いくつかの手法を用いて価格をすり合わせていくことが一般的な株価の決め方です。

【2020年5月】Withコロナ時代の調剤薬局業界

コラム
【2020年5月】Withコロナ時代の調剤薬局業界

常に感染の危険と隣り合わせの状況全国で緊急事態宣言が発令され、2か月近くが経過しようとしております。薬局経営者の方から「従業員の方の危険を最小限に抑えるため、自身がほぼ毎日現場に出ている。」というお話をよく聞きます。STAYHOMEで人との接触を避ける重要性が叫ばれるなか、皆様に置かれましては、常に感染の危険性と隣り合わせの状況で、患者さんのため・地域医療のために働いて頂いているか思います。大変な

「M&A巧者」日本電産に学ぶ 成功するPMI

コラム
「M&A巧者」日本電産に学ぶ 成功するPMI

言わずと知れた世界No.1の総合モーターメーカー日本電産。同社のもう一つの顔は、数々の買収を成功させ、多くの業績不振企業を再生に導いた「M&A巧者」です。近年は、従来のモーター事業に留まらず、2021年8月には、三菱重工工作機械(現日本電産マシンツール)を買収し、2022年2月には老舗工作機械メーカーであるOKKが傘下に加わるなど、工作機械事業への参入を加速しています。同社沿革によると、1973年

薬局経営者が今知るべき海外の薬剤師の社会的地位と薬局の在り方

コラム
薬局経営者が今知るべき海外の薬剤師の社会的地位と薬局の在り方

いつもコラムをご愛読頂きありがとうございます。日本M&Aセンター調剤薬局業界専門グループの太田昇真です。薬局経営者の皆様におかれましては、日々刻々と変化する日本国内における調剤薬局業界の動向を追うことで、未来に向けた経営戦略を立てていることかと思われます。一方で、海外の調剤薬局業界については、強い関心はあるものの中々その実態が見えにくいというのが実情ではないでしょうか。調剤薬局業界における日本と海

【2020年~2021年】製造業界のM&A  回顧と展望

コラム
【2020年~2021年】製造業界のM&A  回顧と展望

「M&A」という経営手法は、ここ20年~30年で企業成長の手段として、広く浸透してきました。こと製造業において、高度経済成長期以前の成長戦略はデット(借入)をベースにした継続的な設備投資でしたが、平成以後の低成長期においては、エクイティ(資本)の力を借りたM&Aで成長を目指す企業が一気に増えました。@cv_button主な理由は、ものづくり企業においても「資本」ではなく「人材」「情報」をいかに獲得

建設業界のM&A総まとめ【2019年】

コラム
建設業界のM&A総まとめ【2019年】

建設業界とは業界定義建設業法によると、建設業は「元請、下請その他いかなる名義をもつてするかを問わず、建設工事の完成を請け負う営業」と定められている。また、建設業界は住宅・商業施設などの建物を造る「建築」と、道路や鉄道、ダムなど、構築物の土台を造る「土木」の2分野から成り立っている。@cv_button事業特性建築業界の事業特性は、大きく分けて以下の4点である。受注生産方式入札制度多重下請け構造関係

食品業界における海外M&Aの振り返りと2023年展望

コラム
食品業界における海外M&Aの振り返りと2023年展望

日本M&Aセンター食品業界専門グループです。当コラムは日本M&Aセンター食品業界専門グループのメンバーが業界の最新情報をお届けします。今回は、2022年9月のコラムに引き続き、食品企業のクロスボーダーM&Aについてお伝えしてまいります。@cv_buttonパンデミックにより海外M&Aは激減2020年、新型コロナウイルスによるパンデミックが世界中に広がり、国家・地域間の往来が制限され、経済活動が大き

上場ITソフトウェア企業のM&A戦略   ―豆蔵ホールディングスのMBOと非公開化―

コラム
上場ITソフトウェア企業のM&A戦略   ―豆蔵ホールディングスのMBOと非公開化―

近年ITソフトウェア企業のM&Aは活発に行われており、有効な経営戦略の一つとして認知されつつある状況かと思います。一方で、多くの経営者の方とお話をさせて頂く中で感じることとして、M&A=買収・売却という認識が先行しているようにも感じます。M&Aには様々な手法がありますが、中でもMBOについては件数も少なく、まだまだ馴染みが薄いのではないでしょうか。本日は2020年6月にMBOを実現させた、豆蔵ホー

切削加工業M&A事例レポート

コラム

コロナ禍で景気が急速に悪化する中、製造業界のM&A(合併・買収)の意欲が急速に高まっています。当社事例に基づく集計でも、2020年度における製造業のM&A件数は、前年比で増加し過去最高の件数を更新しました。これは何故か?決して、コロナ禍による一過性の増加ではなく、「製造業の様々な業界において、もともと高まりつつあった再編の波がコロナ環境下で加速した。」という見方がより一般的です。@cv_butto

【製造業M&A】産業機械メーカーM&Aレポート

コラム
【製造業M&A】産業機械メーカーM&Aレポート

「設計力」がキーとなる、産業機械メーカーのM&A需要近年のものづくり企業のM&Aを語る上で、最も重要でかつ動きの激しい業界が産業機械メーカーです。産業機械メーカーは、切る、曲げる、溶接するといった「加工業」を主な生業としておらずそのような加工を行う企業が扱う機械(マザーマシン)を設計、製作する企業です。産業機械メーカーの中でも、型がある程度決まっており量産を前提とする標準機メーカーと顧客のニーズに

【2020年】調剤薬局業界M&A 、回顧と展望

コラム
【2020年】調剤薬局業界M&A 、回顧と展望

2020年調剤薬局業界の振り返り2020年を振り返ると調剤報酬改定の実施、新型コロナウイルス感染症の蔓延など、調剤薬局業界には逆風の1年となった。医薬分業で成長を続けてきた調剤薬局業界だが、近年は新規出店ペースが鈍化し、社会保障制度を持続させるための財政健全化対策として、政府は年々医療費の抑制を強化しており、成長期の中で店舗数が大きく増加した調剤薬局は厳しい経営環境となっている。@cv_butto

患者が倍増した“まさか“の危機に強い調剤薬局

コラム
患者が倍増した“まさか“の危機に強い調剤薬局

非常時の地域医療の重要性熊本豪雨により犠牲になられた方々に謹んでお悔やみを申し上げると共に、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。60名以上が犠牲となり、大きな被害をもたらした7月初旬の熊本県を中心とした記録的な豪雨から2か月が経ちました。未だ全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るっている中で、まさに泣きっ面に蜂ともいえる今回の災害に対し、現場の対応や支援においてさまざまな足かせがあっ

【調剤薬局向け】新規上場を果たしたミアヘルサ・青木社長へインタビュー

コラム
【調剤薬局向け】新規上場を果たしたミアヘルサ・青木社長へインタビュー

ミアヘルサ株式会社の青木社長にインタビュー@cv_button創業当時のお話をお伺いさせて頂いてもよろしいでしょうか。当社は、学校給食の卸売りの会社として創業しております。当時20歳の学生でした。右も左もわからない状態で、毎日早朝から深夜までがむしゃらに働いていました。昭和55年ごろからだったと記憶しておりますが、少子高齢化による将来的な問題が浮上してきたのです。その時、仕事とは人や世の中の役に立

【建設業界向け】江戸時代のアイドル鳶職人の株式相続

コラム
【建設業界向け】江戸時代のアイドル鳶職人の株式相続

工事現場は鳶職に始まり鳶職に終わると言われるほどに重要な存在である鳶職人誰よりも先に現場に入り、現場の囲いを組み、建物基礎の鉄骨を建て、足場を組む。工事現場では、鳶職人はもっとも重要な存在です。@cv_buttonその役割は大きく分けると3種類、作業用の足場を組む足場鳶、鉄骨を専門に扱う鉄骨鳶、鉄骨を専門に扱う重量鳶があります。この様に現在は鳶職人といえば建設業界の専門家です。その歴史は遡ること江

【不動産業界向け】不動産業界におけるIT化とは?

コラム
【不動産業界向け】不動産業界におけるIT化とは?

「不動産テック」とは何なのか、具体例やそのメリットから、コロナ禍における不動産業界の動きまでを解説する。@cv_button不動産業界をIT化する「不動産テック」とは近年にわかに大きな注目を集めている「不動産テック」。生産性の低さや人材不足、ITリテラシーの不足にあえぐ不動産業界を救う新たな一手として、大変期待されているサービスだ。まずは「不動産テック」とは何なのか、具体例やそのメリットを挙げなが

【運送企業向け】『社員の幸せ、自社の成長戦略のためにM&Aを決断』なぜ財務優良・黒字企業が大手と手を組んだのか

コラム
【運送企業向け】『社員の幸せ、自社の成長戦略のためにM&Aを決断』なぜ財務優良・黒字企業が大手と手を組んだのか

昨今の物流業界はM&Aが経営手法のひとつであるということが認知され始めました。オーナーの高齢化後継者不在業界の先行き不安さらなる企業の成長戦略のためなど様々な理由でM&Aが実施されています。@cv_buttonドライバー不足、経費の圧迫、外部環境の目まぐるしい変化、働き方改革など、様々な理由で苦労を強いられている物流業界、そのような中で経営者は今後の会社の行く末について悩んでおられるのは当たり前の

【物流業界向け】創業30年超の老舗企業の新規上場

コラム
【物流業界向け】創業30年超の老舗企業の新規上場

創業から上場までの事業展開会社を創業なされてから30年余りで上場を果たされましたが、創業当時のお話お伺いできますでしょうか?本当に軽トラック一台で創業しました。なので、もともとはよくある運送業として1人でやっていました。人を増やして会社はちょっとずつ大きくなっていたけど、当時は荷主であるお客様との上下関係が明確で、正直しんどかったです。集金に行くけど満額払ってもらえないとかそんなことばっかりでした

【2019年】調剤薬局業界のM&A総まとめ

コラム
【2019年】調剤薬局業界のM&A総まとめ

2019年の調剤薬局業界M&Aの振り返り成約件数が3倍に増加、益々進む業界再編2019年は、調剤薬局2位の日本調剤で三津原博前社長から三津原庸介新社長に交代され、阪神調剤グループの経営が阪神調剤ホールディングから岩崎裕昭氏が代表取締役を務めるI&Hへと移行されるなど、大手でも事業承継が行われました。@cv_buttonまた一方でアイセイ薬局の創業者である岡村氏が薬局業界に復帰され大きな話題となりま

【調剤薬局業界M&A事例】1店舗40歳のオーナー社長・引退時に100本の真っ赤なバラの花束

コラム
【調剤薬局業界M&A事例】1店舗40歳のオーナー社長・引退時に100本の真っ赤なバラの花束

調剤薬局のM&A支援のリーディングカンパニーである日本M&Aセンターがご紹介いたします。調剤薬局M&A事例。本日は下記2事例をご紹介いたします。引退時に100本の真っ赤なバラの花束1店舗、40歳のオーナー社長、なぜM&Aという選択をしたのか?@cv_button事例1:引退時に100本の真っ赤なバラの花束【譲渡企業様】・企業名⇒株式会社ミドリ薬局・業種⇒調剤薬局・売上(M&A当時)⇒約4億5000

2017年建設・不動産業界のM&A

コラム
2017年建設・不動産業界のM&A

2017年の建設・不動産業界M&A一覧建設・不動産業のM&Aの成約件数(公表事例に限る)は、リーマンショックを契機に低迷していましたが、その後は5年連続で増加しています。@cv_button2011年といえば、「東日本大震災の復旧」のために公共工事が増加した年でしたが、この頃から業界の潮目が変わるとともに、M&Aの成約件数が増加しました。2017年は78件の成約が公表されており、リーマンショック前

【調剤薬局経営者向け】生き残る組織を作るため・新卒薬剤師は何を求めるのか

コラム
【調剤薬局経営者向け】生き残る組織を作るため・新卒薬剤師は何を求めるのか

医薬分業が始まり30年が経過しようとしています。今の若い医師たちには、薬のことは薬剤師に任せることが当たり前になってきました。次々に新薬がリリースされるなかで、医師として仕事をしながら、新薬の勉強をすることは大変であり、薬のことは専門家である薬剤師に頼る方が良いことを、医師も分かってきたのではないでしょうか。一方で、薬剤師に求められるものは増しています。@cv_buttonこのような薬の専門性に加

【工事業界M&A事例】40代で決断する事業承継

コラム
【工事業界M&A事例】40代で決断する事業承継

【譲渡企業様】・企業名⇒有限会社森田工産・業種⇒鉄骨工事・売上(M&A当時)⇒6億円・オーナー様のご年齢⇒45歳(M&A実施当時)【譲受企業様】・企業名⇒株式会社エスイー・業種⇒建設用資材の製造・販売・売上(M&A当時)⇒187億円・オーナー様のご年齢⇒–@cv_button譲渡企業様の概要とM&Aの検討理由譲渡企業である有限会社森田工産(以下、「森田工産」という。)はお父様から会社を譲り受けられ

【調剤薬局インタビュー】2人の譲渡オーナーに聞いた、M&A後の生活

コラム
【調剤薬局インタビュー】2人の譲渡オーナーに聞いた、M&A後の生活

みなさまは、M&Aを実施したら引退後の生活がどのようなものになると想像されますか?今まで忙しくてあまりできなかったゴルフをしたり、趣味の釣りに熱中したり、旅行で国内を回ったり、と夢は人それぞれ多岐にわたると思います。私は自分がM&Aコンサルタントとして譲渡をお手伝いさせて頂いた元オーナー経営者様とは、譲渡後も定期的にお会いさせて頂くようにしています。たいてい食事に連れて行って頂くことが多いのですが

【調剤薬局業界M&A事例3選】3代目老舗・繁盛時こそ検討資本提携・1年で15店舗拡大

コラム
【調剤薬局業界M&A事例3選】3代目老舗・繁盛時こそ検討資本提携・1年で15店舗拡大

調剤薬局のM&A支援のリーディングカンパニーである日本M&Aセンターがご紹介いたします。調剤薬局M&A事例。本日は下記3事例をご紹介いたします。非常に繁盛している時だからこそ検討した資本提携3代目の老舗だからこそ株をきっちり把握するM&A後1年で23店舗から38店舗へ拡大に成功@cv_button非常に繁盛している時だからこそ検討した資本提携【譲渡企業様】・企業名⇒株式会社チェリー・業種⇒調剤薬局

【運送業界M&A事例】継がせる不幸にしたくない、2代目社長の苦悩とM&Aという選択

コラム
【運送業界M&A事例】継がせる不幸にしたくない、2代目社長の苦悩とM&Aという選択

【譲渡企業様】・企業名⇒土屋自動車運輸株式会社・業種⇒一般貨物自動車運送業・売上(M&A当時)⇒899百万円【譲受企業様】・企業名⇒ホッコウ物流株式会社・業種⇒特定貨物自動車運送業・売上(M&A当時)⇒7,282百万円@cv_button譲渡企業様の概要とM&Aの検討理由直請け中心の一般貨物運送業土屋自動車運輸は東京都台東区(当時)に本社を置き、従業員は約100名、売上約9億円の一般貨物運送業です

不動産賃貸管理業界のM&A事例(後継者候補の退職・「会社継がない」息子の決断で頭が真っ白に)

コラム
不動産賃貸管理業界のM&A事例(後継者候補の退職・「会社継がない」息子の決断で頭が真っ白に)

今回、不動産賃貸管理業界のM&A事例事例をご紹介させていただきます。後継者候補が急遽辞職してしまったオーナーの案件と、「会社継がない」息子の決断で頭が真っ白になったという案件をご紹介します。@cv_button案件1:後継者候補が急に辞めてしまったため、第三者承継を選択【譲渡企業】A社・所在地⇒関東・業績⇒年商1億円以上・事業内容⇒不動産賃貸管理・仲介・株主⇒和田社長(仮称)・従業員⇒約10名【譲

【調剤薬局業界M&A事例3選】経営状況が良いタイミング・損得勘定だけでは語れない・M&Aのお相手を選ぶ立場に

コラム
【調剤薬局業界M&A事例3選】経営状況が良いタイミング・損得勘定だけでは語れない・M&Aのお相手を選ぶ立場に

調剤薬局のM&A支援のリーディングカンパニーである日本M&Aセンターがご紹介いたします。調剤薬局M&A事例。本日は下記3事例をご紹介いたします。業績が良かったからこそM&Aのお相手を選ぶ立場に損得勘定だけでは語れないM&A経営状況が良いタイミングだったからこそ実現したM&A@cv_button業績が良かったからこそM&Aのお相手を選ぶ立場に【譲渡企業様】・企業名⇒A社・業種⇒調剤薬局・売上(M&A

【不動産業のM&A事例】M&Aで事業承継と組織の若返りを実現

コラム
【不動産業のM&A事例】M&Aで事業承継と組織の若返りを実現

M&Aで事業承継と組織の若返りを実現【譲渡企業様】企業名:日研サッシ工業株式会社業種:サッシ設計、組み立て加工、施工売上:約9.5億円オーナー様の年齢:76歳【譲受企業様】企業名:A社業種:サッシ販売・施工売上高:100億円以上@cv_button譲渡企業様の概要とM&Aの検討理由住宅用・ビル用サッシの専門家集団日研サッシ工業株式会社は、埼玉県さいたま市に工場及び営業本部を構え、一都三県を中心にサ

『兵庫県からM&Aで全国展開へ』阪神調剤ホールディングのM&A

コラム
『兵庫県からM&Aで全国展開へ』阪神調剤ホールディングのM&A

阪神調剤ホールディングは、1976年の創業以降、約40年間患者さま第一を貫き店舗数を増やしている調剤薬局業界のリーディングカンパニーであり、全国展開している保険薬局チェーンの中でも最も長い歴史を持つ企業のひとつです。2012年には阪神調剤ホールディング株式会社を設立し、グループ会社とともに、日本の地域医療を支えるリーディングカンパニーとして全国で調剤薬局を運営しています。@cv_buttonグルー

【調剤薬局】業界再編M&Aの歴史

コラム
【調剤薬局】業界再編M&Aの歴史

調剤薬局業界のこれまでの十年間はまさに激動のM&A時代であったといっても過言ではないだろう。約59,000軒ある調剤薬局は既に飽和状態を迎えており新規出店も簡単にはできない環境下、各社ともシェアを増やすためにはM&Aという戦略をとらざるを得なくなっている。調剤薬局業界のM&Aを十年前から振り返る。@cv_button調剤薬局業界の業界再編とは2019年6月、日本調剤が三津原博前社長から三津原庸介新

『統合と再編の歴史から何を学ぶ?』製造業界再編M&A

コラム
『統合と再編の歴史から何を学ぶ?』製造業界再編M&A

私たちの生活に必要な、ありとあらゆるプロダクトを製造する「製造業」は、世の中で最も多くの人々の生活に不可欠な事業と言っても過言ではない。緻密で行き届いた日本のものづくりは世界的にも高く評価されているが、近年では企業の規模を問わず、「後継者不足」が叫ばれるようになった。そんな中で、M&Aは事業継承に悩む製造業企業の希望の光として定着しつつある。この記事では、M&Aによる事業継承を検討するために、製造

【調剤薬局業界再編M&A】日本調剤のM&Aから学ぶ

コラム
【調剤薬局業界再編M&A】日本調剤のM&Aから学ぶ

あらゆる面で業界をリードする日本調剤医薬分業に強い思いを抱き札幌で創業医薬分業元年は1974年。それから間もなくして、「医薬分業」への強い思いで1980年に創業した日本調剤。@cv_button日本調剤株式会社三津原庸介社長は、「創業当時はマンツーマン出店が主で、メディカルセンター型(医療モール型)で医薬分業に取り組んできました。その後、大型病院の門前にも多くの店を構える形となり、店舗数もまもなく

家電量販店業界再編M&Aの歴史【~2019年】

コラム
家電量販店業界再編M&Aの歴史【~2019年】

家電量販店業界とは業界定義一般消費者が多数の電機メーカーの商品に直接アクセスできる店舗(および近年ではECサービスも含む)が一般的な家電量販店の定義である。各メーカーの商品を同時に比較検討できる場であり、必要であれば商品知識を備える専門スタッフによる接客を受けられるのが強みだ。家電量販店は主に大きく3つの種類に分けることができる。「郊外電器店系」「カメラ店系」「電気街・パソコン店系」である。「郊外

ドラッグストア業界再編M&Aの歴史

コラム
ドラッグストア業界再編M&Aの歴史

ドラッグストア業界とは「ドラッグストア業界」とは、医療品などの最寄品を扱う小売事業全般を指す。医療品のみならず、化粧品、健康・美容に関する商品、そして食品まで生活に根差した商材を幅広く取り扱う。なお、中心となる医療品、化粧品、家庭用雑貨、食品のいずれも分野における売上は各社ともに上昇傾向にある。業界大手にはツルハホールディングス、ウエルシアホールディングス、マツモトキヨシホールディングス、コスモス

『調剤薬局業界再編M&Aの先頭を走り抜ける』アインホールディングス

コラム
『調剤薬局業界再編M&Aの先頭を走り抜ける』アインホールディングス

業界再編の先頭を走り続けるどんな企業も最初は1店舗アインホールディングスの創業は1980年、大谷社長は28歳でした。当初はドラッグストアの経営から始まり、医薬分業の流れとともに調剤薬局事業へ進出していった当社でありますが、大谷社長はドラッグストア3店舗を運営しているときから全国展開を視野にいれていました。@cv_button自力出店からM&Aでの出店へ調剤薬局業界で医薬分業の促進が推進されていた2

【2019年版】医薬品卸業界M&Aの歴史と今後の展望

コラム
【2019年版】医薬品卸業界M&Aの歴史と今後の展望

はじめに医薬品卸業界は、業界再編を経て全国規模の4大医薬品卸と地方の中堅卸に分けられました。四大卸の内、最大手メディパルホールディングスの年商は3.2兆円で、総合商社7位の双日の年商が1.8兆円であることを考えると、医療関係者以外からの知名度は高くないものの、非常に影響力の大きい企業体であると言えます。これらを生み出した再編の歴史と、これからのM&Aの可能性について考えてみたいと思います。@cv_

『地域に密着した薬局をM&Aで成長し続ける組織に』メディカルシステムネットワーク

コラム
『地域に密着した薬局をM&Aで成長し続ける組織に』メディカルシステムネットワーク

地域に密着した薬局をM&Aで成長し続ける組織に北海道小樽市を拠点に創業メディカルシステムネットワーク(以下、メディシス社)は、1999年に北海道で創業した業界大手の東証1部上場企業です。北海道小樽市出身の田尻稲雄社長は、1891年に創業した医薬品製造・卸業の株式会社秋山愛生舘(現スズケン)の子会社であるメディカル山形薬品株式会社で代表取締役を務めたのち、メディシス社を設立されました。以来、北海道を

【不動産業界向け】リフォーム会社のM&A iOffice 代表取締役 五十棲剛史氏レポート

コラム
【不動産業界向け】リフォーム会社のM&A iOffice 代表取締役 五十棲剛史氏レポート

日本M&Aセンター不動産業界チームです。株式会社iOffice代表取締役五十棲剛史氏による不動産業界、特にリフォーム会社の領域に関してレポートをお届けします。@cv_button執筆者紹介株式会社iOffice代表取締役五十棲剛史氏京都生まれ。大手百貨店、コンサルティング会社を経て、1994年船井総合研究所入社。入社以来クライアントの業績アップ技術には長けており、「行列のできるコンサルタント」とし

法改正による調剤薬局の加速する業界再編(その中で、必要とされる薬剤師の存在)4月2日通知から読み解く2020年改定

コラム
法改正による調剤薬局の加速する業界再編(その中で、必要とされる薬剤師の存在)4月2日通知から読み解く2020年改定

近年、調剤薬局の業界再編はますます加速している。2年に1度行われる調剤報酬改定によって、調剤薬局の運営を行い、且つ継続して安定した収益を出すことは非常に難しくなっている。@cv_buttonしかし、これは中・小規模調剤薬局に限ったことではなく、大手調剤薬局も対象である。大手調剤薬局6社は、過去5年間に200店舗を閉店している。すなわち不採算店の整理を行っておりその中には面対応・コンビニ併設店といっ

M&Aのベストタイミングを逃さないためには?~事例:株式会社高階誠心堂

コラム
M&Aのベストタイミングを逃さないためには?~事例:株式会社高階誠心堂

会社のベストの売り時は、各業界が業界再編の波に乗った「成長期」から「成熟期」です。逆にいえば、この時期を逃すと、会社を高値で売却することも、理想の買い手企業に出会うことも、自社に有利な条件を引き出すこともかなり難しくなってきます。では、このタイミングを逃さないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。業界再編の波に乗り、タイミングを逃さず強者連合に仲間入りを果たした勝ち組経営者の体験から、成功する

2017年の調剤薬局M&A振り返り

コラム
2017年の調剤薬局M&A振り返り

2017年の調剤薬局M&A振り返り2016年に引き続き、2017年も大手による地場の中堅調剤薬局買収のニュースが多く飛び込んできた。調剤薬局業界の再編が進んでいることはここ数年の動きを見れば周知の事実であったが、再編の流れはさらに加速しているように思える。@cv_button6万拠点の法則現在、全国の調剤薬局店舗数は約5万8,000店舗弱。店舗ビジネスということを考えるとこれくらいの数が上限である

2018年調剤薬局業界を総括!調剤報酬改定・M&A動向まとめ

コラム
2018年調剤薬局業界を総括!調剤報酬改定・M&A動向まとめ

2018年は報酬改定がなされ、国からの“立地から機能へ”という強いメッセージが再確認された年であった。そんな今年の調剤薬局業界を、以下総括していきたい。@cv_button2018年の調剤報酬改定2018年2月7日、調剤報酬改定の要綱が発表されたが、その内容は薬局経営者に衝撃を与えるものだった。具体的には、以下の通りである。調剤基本料3の適用基準月間枚数4万~40万枚(20点):集中率85%以上ま

2018年調剤報酬改定後のM&A展望・改定前のニュース等も踏まえて解説

コラム
2018年調剤報酬改定後のM&A展望・改定前のニュース等も踏まえて解説

2018年4月、新たな報酬改定がスタートした。2018年度の診療報酬・介護報酬の同時改定。今回は非常に大きな変化があり、調剤薬局企業各社も将来を見据えてあらゆる変化をとげなければいけなくなった。今後各社はどのような動きをしていくのであろうか、報酬改定内容に沿って解説をしていきたい。@cv_button2016年度調剤報酬改定で掲げた「患者のための薬局ビジョン」2016年度調剤報酬改定では、2025

【2017年M&A】調剤薬局業界のM&A

コラム
【2017年M&A】調剤薬局業界のM&A

2017年の調剤薬局業界M&A一覧レコフによると、2017年の調剤薬局業界のM&A件数は22件でした。2017年の公表されているM&A一覧(出典:MARR)をみると、例年に変わらず阪神調剤グループが最も多いことが見て取れます。阪神調剤グループは10年前には業界9位でしたが積極的なM&Aにより、現在は業界5位の店舗数と言われています。@cv_button阪神調剤グループがM&Aを成功させている理由は

薬局機能に迫られる選択肢と、調剤薬局経営者の悩み。単独では難しいジレンマ。

コラム
薬局機能に迫られる選択肢と、調剤薬局経営者の悩み。単独では難しいジレンマ。

「患者のための薬局ビジョン」実現のためのアクションプラン検討委員会報告書の中には、国が求める薬局機能について詳しく記載されている。具体的に上げると、かかりつけ薬剤師・薬局の基本的機能としては・服薬情報の一元的・継続的把握とそれに基づく薬学的管理・指導・24時間対応・在宅対応・医療機関等との連携が挙げられている。これらについては2016年度の調剤報酬改定により、その重要度、国としての重視度が強調され

【不動産業のM&A事例】仕掛け型M&A・プロアクティブサーチ活用とM&A仲介の必要性

コラム
【不動産業のM&A事例】仕掛け型M&A・プロアクティブサーチ活用とM&A仲介の必要性

今回は、譲り受け企業が譲渡企業に対しM&Aの提案を行うことからM&Aの交渉が始まるいわゆる「仕掛け型」のM&Aによる成約事例をご紹介します。当社では年間200組以上のM&Aの仲介をしておりますが、この仕掛け型による成約の割合は1%程度です。それほど仕掛け型でM&Aを成約させるのは難しいことなのです。しかし、M&Aが活発で、買い手となる企業が著しく多い業界においては、待っていても譲渡案件に巡り合える

【不動産業のM&A事例】40代の若い経営者が譲渡を決断

コラム
【不動産業のM&A事例】40代の若い経営者が譲渡を決断

譲渡企業のM&Aの動機で最も多いのは60代、70代のオーナー社長の事業承継問題によるものです。しかし昨今では、40代、50代などの若い経営者がM&Aで譲渡を決断する事例が増えています。今回は、40代のオーナー社長がM&Aで譲渡を決断した事例をご紹介します。@cv_button40代の経営者がM&Aによる譲渡を検討G社は首都圏の主要都市において、賃貸物件の仲介・管理を行う会社です。代表者の太田社長(

【不動産業のM&A事例】地域No.1有力企業の譲渡はなぜ起きたか?

コラム
【不動産業のM&A事例】地域No.1有力企業の譲渡はなぜ起きたか?

不動産業界では、小規模案件や「東急不動産ホールディングスによる学生情報センターの買収」に代表されるような大型案件のほか、“地場の有力企業が譲渡する事例”も増えてきています。1社でそれなりの規模があり利益がでているため、一見すると大手のグループに入る必然性はないように見えますが、事業承継問題・今後の先行きに対する不安などからM&Aを決断される企業が多いのです。今回は、「地域No.1の有力企業が、なぜ

【不動産業のM&A事例】後継者問題・小規模事業者

コラム
【不動産業のM&A事例】後継者問題・小規模事業者

日本M&Aセンターでは、業界再編が起こっている業界、M&Aの相談・成約件数が多い業界には業界専門のチームを設けております。不動産業もその一つであり、会社として力を入れてM&A成約の支援をしています。当社で仲介をした不動産業のM&A(企業の買収・合併)の成約事例を6件ご紹介します。オーナーが譲渡をした理由、対象企業の規模、譲り受け企業の業種など、異なるパターンの事例を取り上げ、ご紹介させていただきま

地域包括ケア時代における地域医療の担い手は、中堅か、大手か。

コラム
地域包括ケア時代における地域医療の担い手は、中堅か、大手か。

今後、「かかりつけ薬局」として選ばれるには2016年7月2日、共栄堂(新潟県)がクオールと資本業務提携を行ったことが発表された。また、レーベンプラン(静岡県)は阪神調剤薬局と提携した。さらに、NPホールディングス(香川県)がアインホールディングスと提携したことも記憶に新しい。今、地方の中堅薬局の動きが非常に活発である。彼らの提携相手によって、調剤薬局業界における再編の構図が変わるといっても過言では

住宅市場における業界再編

コラム
住宅市場における業界再編

この記事では、住宅業界の業界再編や大手企業によるM&A事例を紹介する。まずは「そもそも住宅業界とは?」というところから見ていこう。@cv_button住宅業界とは業界定義住宅業界は、設計・施工・事務・営業など、戸建て住宅にまつわるあらゆる業務を行う業界である。住宅は、多くの人にとって人生で最も高額な買い物のひとつであり、その人の人生に長い期間にわたって影響を与える商品だ。特に近年では災害に強い安全

かかりつけ薬局化と淘汰される薬局、在宅医療への取り組み

コラム
かかりつけ薬局化と淘汰される薬局、在宅医療への取り組み

加速する“かかりつけ薬局化”調剤薬局業界において、“かかりつけ薬局化”の動きが速まっている。2015年5月に開催された経済諮問会議において「全ての薬局をかかりつけ薬局にする」と塩崎厚生労働大臣が発言して以来、日本薬剤師会の山本会長の「われわれとしては歓迎している」との呼応(6月4日記者会見にて)、そして6月末の骨太の方針での提言。@cv_buttonこれで行政の“かかりつけ薬局化”への後押しがいよ

薬剤師採用と調剤薬局のM&A、どうすれば薬剤師を確保できるのか

コラム
薬剤師採用と調剤薬局のM&A、どうすれば薬剤師を確保できるのか

離職率の少ない調剤薬局を目指して現在、リクルートの薬剤師専門の人材サイトには、35,000件以上の薬局・ドラッグストアの登録があり、どれだけ多くの薬局が薬剤師確保に頭を悩ませているか見て取れる。薬局・ドラッグストア業界で薬剤師の新規獲得が喫緊の課題となっており、大手薬局が薬剤師獲得手段の一つとしてM&Aを実行していることを紹介した。しかし一方で、薬剤師の確保を考える上では、離職率の抑制も欠かせない