山崎祐慶

山崎やまざき 祐慶ゆうけい

日本M&Aセンター バリュー推進本部 コーポレートアドバイザー2部 公認会計士/早稲田大学招聘講師

大手監査法人、税理士法人(FAS事業部)でのDD・バリュエーション業務等を経て、2015年日本M&Aセンターへ入社。 累計関与案件1,000件超の経験をもとに、M&A実務の教育研修活動を社内外で行うなど、M&A業界全体の品質向上に精力的に取り組んでいる。 2024年4月より日本M&Aセンターグループの企業評価総合研究所の執行役員として主にバリュエーション部門の統括責任者を務めている。

関連記事

のれん償却とは?メリットやデメリットなどM&Aにおけるポイントを解説

コラム
のれん償却とは?メリットやデメリットなどM&Aにおけるポイントを解説

のれん償却とはのれん償却とは、会計処理の一つで、主に企業の買収や合併などで発生する「のれん」の価値を、一定期間にわたり規則的に償却することを指します。具体的には無形固定資産に計上した「のれん」の一部を、一定の期間ごとに「のれん償却」として費用(販売費及び一般管理費)に計上し、その価値を減らしていきます。のれんが大きいほど、計上する費用は大きくなるため、M&Aにおいて適正な額かどうかを十分に検討する

株式移転とは?メリット、手続きの流れ、税務をわかりやすく解説

コラム
株式移転とは?メリット、手続きの流れ、税務をわかりやすく解説

株式移転とは?株式移転とは、企業が自社の発行済み株式の全てを新設の会社に取得させる組織再編手法※の1つです。経営効率化や組織再編の迅速化などを図るために用いられます。株式の移動により、新会社は企業の完全親会社(持株会社)となります。元々の企業の株主は完全親会社が新たに発行する株式の割り当てを受けて、完全親会社の株主になります。本記事では、株式移転のメリットやデメリット、手続きの流れなどを解説します

事業譲渡とは?メリットやデメリット、手続きをわかりやすく解説

コラム
事業譲渡とは?メリットやデメリット、手続きをわかりやすく解説

企業の事業譲渡は、経営戦略の一環として注目される手法です。事業の一部または全てを他社に譲渡することで、資源の最適化や新たな成長機会を創出することが可能です。近年、経済環境の変化や競争の激化に伴い、事業譲渡の重要性が増しています。本記事では、事業譲渡の概要について詳しく解説します。どんな会社が譲渡先候補になるのか、シミュレーションしてみませんか?日本M&Aセンターでは、10,000社を超える買い手候

「負ののれん」とは?発生する原因や会計・税務上の処理を解説

コラム
「負ののれん」とは?発生する原因や会計・税務上の処理を解説

「負ののれん」とは?M&Aにおいて算出する買収対象企業の価値は、企業が保有する有形資産(土地、建物、機械等)だけでなく、無形資産(ブランド、特許、ノウハウ等)も含みます。企業会計基準において、のれんは「取得原価が、受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回る場合には、その超過額(※)」であるとされ、「下回る場合には、その不足額は負ののれん(※)」である、と説明されています。※出典「企業

EBITDAとは?計算方法、意味をわかりやすく解説

コラム
EBITDAとは?計算方法、意味をわかりやすく解説

EBITDAとは?EBITDA(イービットディーエー/イービッダー)とは、会社の収益力を示す指標の一つであり、キャッシュベースに近い本業の儲けを示す指標となります。「EarningsBeforeInterest*T*axesDepreciationandAmortization」の略語で、日本語では『利払前・税引前・償却前利益』と訳されます。すなわち会社の最終的な利益から、償却費と支払利息(純額)

デューデリジェンス(DD)とは?M&Aにおける意味、目的、費用を解説

M&Aを学ぶ
デューデリジェンス(DD)とは?M&Aにおける意味、目的、費用を解説

M&Aを行うにあたり重要なプロセスとなるのがデューデリジェンス(DueDiligence)です。本記事ではデューデリジェンスの概要や種類、進め方についてわかりやすく解説します。この記事のポイントデューデリジェンスは、M&A実行前に相手企業について詳細な調査・分析を行うプロセスを指す(主に買い手が主体となって行われる)。調査範囲は専門性が高く多岐にわたるため、弁護士や公認会計士など外部の専門家の協力

企業価値評価(バリュエーション)とは?M&Aで用いられる手法、算定方法を解説

M&Aを学ぶ
企業価値評価(バリュエーション)とは?M&Aで用いられる手法、算定方法を解説

M&Aにおける「企業価値評価」とは、文字通り企業全体の価値を評価することを意味します。本記事では企業価値評価の枠組みにおいて、特に「株式価値」の算定に着目してご紹介しますが、まずは「企業価値」「事業価値」「株式価値」の意味するところの違いを、しっかり区別しておきましょう。60秒で「いくらで売却できるか」試算しませんか?株価算定シミュレーションは、中小企業評価の専門会社である「企業評価総合研究所」が