物流業界2024年問題を背景に業界再編・カーブアウト(物流事業の切り離し)が加速!生き残りを賭けた解決策・スキームとは?

物流業界に迫る2024年問題や近年の業界再編を踏まえ、各社の経営効率の改善は急務。物流不動産開発と業界再編それぞれのNo.1プロフェッショナルが、具体例を交え、解決策としての「カーブアウト」ソリューションを解説

開催情報 ライブ配信(2022/1/13)

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本セミナーでは、物流業界の今後の課題として取り上げられている2024年問題や業界再編による影響などに焦点を当て、その課題に対して、物流部門を持つ企業が、今後どのように経営していくべきかをM&Aの視点からご提案します。具体的には、物流子会社、物流事業のカーブアウト(事業の切り離し)にフォーカスし、その事例、方法、効果等を中心に解説致します。今回セミナーの背景になっている2024年問題に関しては、労働時間の短縮と超過時間の割増賃金増加に伴い、日帰り圏内の縮小等、従来のマネジメントでは物流機能が働かなくなってくる見込です。

こうした課題がある中、経営効率の改善、経営リスクの軽減を目的とし、物流事業に焦点を当て、事業ポートフォリオの見直しと再構築の検討が急務と考えます。カーブアウト(事業の切り離し)の必要性を見極め、適切に実行する必要があります。カーブアウトは、短期的に足下の経営効率の改善を図るだけでなく、物流施設の自動化や人件費などに費やす資金を、コア事業や新規育成事業に投資していくことを可能にし、中長期的な企業価値の向上に繋がります。日本企業の多くが、多角化や自前主義の方針の下に、事業の多角化を進めてきましたが、その中には経営資源を非効率に配分し、成長戦略を描けない事業を多数抱え、結果として、グループの経営効率の低下を引き起こしている会社が多数存在しています。

経済産業省もこの状況、特に、欧米諸外国と比べて、日本企業の経営効率の低さを非常に問題視しています。
セミナー第1部で、カーブアウトの重要性をご理解いただいた所で、第2部では、実際にどのようにカーブアウトを実行するか、カーブアウト後の自社の物流機能はどうなるのか、具体的な事例を取り上げて、ご説明いたします。今回、物流不動産業界の世界的リーディングカンパニーの日本法人である株式会社プロロジスより、物流不動産開発のエキスパートをゲスト講師としてお招きし、カーブアウトの具体的なスキームについてお話いただきます。

プロロジス社は、日本の有力上場企業各社の物流子会社、物流事業の改善のソリューションとして物流事業のカーブアウトを受け手として手掛けており、豊富な実績をお持ちです。過去の事例などから、なぜ物流事業をカーブアウトする決断に至ったのか、どんなスキームを採用したのか、カーブアウトの結果どうなったのか、当事者となったプロロジス社自らお話いただきます。事業の見直しに、役立つ内容になっております。是非ご参加下さい。

第1部 物流業界2024年問題/業界再編に向け、自社の物流事業の位置づけを考える!ベストオーナーは誰か?

物流業界は、2024年以降、どのような経営環境になるのか、どのような変革が求められるのか、現在各社が抱えている問題点やリスクと併せ、解決の方向性として整理します。その上で、有効な解決策の一つとして、近年事例も増加している物流事業のカーブアウト(事業切り離し)について解説します。カーブアウトを実行し、物流事業を切り離すことがどのような効果をもたらすのか、実行スキーム、主要論点、事例などについて概要をお伝えします。
日本の企業が欧米有力企業と比べて経営効率が低い水準にあると言われて久しいですが、近年、少しずつ、経営効率改善に向け、業界・業種を問わず、ノンコア事業のカーブアウト実行が進んでいます。コロナ禍やDXへの対応など、足下の危機や構造変化をいかに乗り切るか、と同時に、中長期的に主要事業や新規育成事業の中長期的な成長を描くため、事業ポートフォリオの見直し、経営資源の集中と選択は、経営資源の非効率な配分解消のために、今後益々重要になってきます。
世界No.1のM&A成約件数(ギネス認定)を誇る日本M&Aセンターが、皆様の事業ポートフォリオ再構築とカーブアウト実行支援の役割を担います。

講師:日本M&Aセンター 日本M&Aセンター 事業法人部 部長 梅津 孝夫

講師:日本M&Aセンター 事業法人部 部長 梅津 孝夫

岡谷鋼機株式会社にて11年間、機械系の営業に従事。アメリカ、欧州、インドなどでプロジェクトを遂行し、タイに6年間駐在。2017年3月に株式会社日本M&Aセンターに入社。事業法人部にて買手企業の成長戦略を支援するアドバイザーとして最短で成約30件を達成。幅広い業界知識と顧客を有する。2021年4月より現職。

講師:日本M&Aセンター 事業法人部 山田 武明

講師:日本M&Aセンター 事業法人部 山田 武明

日本M&Aセンターに新卒入社後、主に買い手企業担当として、上場・非上場問わず、大手から中小企業まで幅広く関わりを持ち、成長戦略・M&A戦略の策定および実行支援に従事。直近は、物流事業会社を中心に、具体的なM&A案件の発掘・提案を中心に精力的に活動し、多数の有力クライアントに貢献。物流事業会社との豊富なパイプに強み。慶應義塾大学商学部卒業。愛知県海部郡蟹江町出身。

講師:日本M&Aセンター 企業戦略部 部長 西川 大介

講師:日本M&Aセンター 企業戦略部 部長 西川 大介

大手プラントエンジニアリング会社、Big4系コンサルティングファーム(PMI等)、大手証券会社(M&Aアドバイザリー)を経て、2010年当社に入社。通算20年近いM&A実務経験に強み。現在、上場会社グループ、有力未上場企業にM&Aサービスを提供する部門を率いる。事業ポートフォリオ再構築プランやM&A戦略の立案サポートから、クライアント毎のオーダーに基づく案件オリジネーション、交渉・実行サポートを行う。弊社において、カーブアウト(事業切り離し)案件、大型案件、複雑案件をリードする。

第2部 物流事業カーブアウト(事業の切り離し)による経営効率改善の好事例解説

物流事業を抱える会社の経営効率改善の手段の一つが「カーブアウト」。事業ポートフォリオ戦略を見直し、特定事業の将来を自社以外の「ベストオーナー」に託すことを意味します。「カーブアウト」は売り手、買い手、そして対象事業に属する役職員の3者にとってメリットがある場合に実行されるのが理想と言えます。今回のセミナーでは、プロロジス社が手掛けた具体的なカーブアウト案件の実施背景、具体的なスキームから考察(各当事者のメリット等)までを、実際の当事者となったプロロジス社よりお話いただきます。
・プロロジス社の物流効率改善ソリューション解説:プロロジス社が提供している4つの有効な物流改善ソリューションについて、内容と効果を解説。
・有力企業の物流子会社のカーブアウト事例:なぜカーブアウトを決断したのか。その時のスキームはどのように行ったのか。カーブアウトによってどんな効果があったか。

講師:株式会社プロロジス 開発部 部長 エグゼクティブ・ディレクター 森田 大輔 氏

講師:株式会社プロロジス 開発部 部長 エグゼクティブ・ディレクター 森田 大輔 氏

株式会社大林組にてニュータウン開発・市街地再開発事業や開発企画業務に従事。2004年にプロロジス入社。物流施設開発のパイオニアとして圏央道エリアや九州エリアの市場を開拓する。土地の購入、物流施設の企画及びテナントリーシングを一気通貫で担当する。

講師:株式会社プロロジス インベストメント・マネジメント部 ディレクター 小川 恵 氏

講師:株式会社プロロジス インベストメント・マネジメント部 ディレクター 小川 恵 氏

新卒で三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資銀行本部に入社。不動産/REIT業界におけるIPO・公募増資、M&A等といったアドバイザリー業務に従事。2016年にプロロジスに入社。アセットマネージャーとして、物流施設の売却・取得・共同事業等の提案活動からプロジェクト遂行まで一連の業務に従事。

日程および会場

ライブ配信

2022年1月13日(木) 14:00~15:00

オンラインセミナー参加のためのURLは、事前にメールでご連絡いたします

参加費

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