東京証券取引所には、東証一部・東証二部・マザーズ・JASDAQという一般の個人投資家が参加できる「一般市場」のほかに、プロ投資家しか参加できない「TOKYO PRO Market」という株式市場があります。
 
近年、コーポレートガバナンスコードの対応などから一般市場への新規上場(IPO)のハードルは年々高くなっています。このため、中堅中小企業の経営者から見ると「上場」というのは縁遠いものと思われがちです。
これに対して、東京証券取引所の運営する「TOKYO PRO Market」(以下、TPM)は、参加できる投資家をプロ投資家に限定することで、一般の企業が「上場」しやすいような柔軟な市場設計を持っているため、”地方の企業”でも”中小企業”でも“オーナー系企業”でも安心して上場を目指すことができます。
 
2022年1月末時点でTPMに上場している企業数は『50社』と、他の市場と比べたらまだまだ数は少ないですが、昨年1年間では過去最高の13社が新たにTPM上場を果たしました。そして今年も、年明けから既に3社がTPMへの上場申請を行っており、昨年の勢いを止めることなくTPMの注目度は高まりを見せています。

(一般市場は、2022年4月に「プライム」・「スタンダード」・「グロース」の3市場に再編されますが、TPM市場は現状のまま存続される予定です。)


東証の市場再編後、何が起こるの!?~一般市場とTOKYO PRO Marketを徹底解説~


東証の市場再編に触れながら、「IPOとは何なのか?」「TOKYO PRO Market(TPM)とは何なのか?」

といったIPOの基礎知識を、10分でコンパクトにお伝えしております。



「多くの企業の成長に寄与したい」という想いで東京証券取引所が2009年に設立した株式市場、それが、TOKYO PRO Marketです。
 
「人材の確保が難しくなってきている」
「条件では負けていないはずなのに、コンペや入札で勝てない」
「M&Aしたいのに、お相手からなかなか選んでもらえない」
「事業を継げる人材が育っていない、見つからない」
「個人保証が大きな負担になっている・・・」
 
従業員の雇用を確保し、福利厚生を充実させていくために、企業は継続した成長が求められます。一方で、こういった課題を抱える中堅中小企業経営者は少なくないのではないでしょうか。
TPMへの上場は、これらの課題を解決し、企業を飛躍的な成長へと導きます。
 
日本M&Aセンターは、このTPMへの上場支援を通じて、日本全国の中堅中小企業の皆さまの成長のお手伝いをさせていただきたいと考えています。全国の中堅中小企業の成長は、地域の活性化にも繋がります。
私たちは、上場支援をとおして、地域経済の活性化や雇用の創出といった“真の地方創生”の実現に向け、今後も真摯に取り組んでまいります。