2023/11/15 TOKYO PRO Market上場企業経営者の会「BELLS」第二回 定期交流会・講演会を開催いたしました!

TOKYO PRO Market上場企業経営者の会「BELLS」について

東京証券取引所が運営する株式市場「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」の活性化と上場企業のさらなる成長に貢献するため、日本M&Aセンターは、2022年11月7日にTOKYO PRO Market上場企業経営者の会「BELLS」を設立いたしました。
BELLSでは、TPM経営者の情報交換や一般市場へのステップアップ上場に向けたノウハウ共有のための定期交流会を開催しています。
2023/11/15に東京會舘にて開催した 第二回定期交流会・講演会では、70名を超えるの皆様が参加され、交流を深められていました。3名の特別講師をお招きした講演会とその後の交流会で会場は大変賑わいし、TPM市場の盛り上がりを実感できました。
ご参加をいただいた皆様、ありがとうございました!

100社到も目前!活況となるTOKYO PRO Marketで上場後の成長戦略は描けていますか?

日本M&Aセンター成長戦略部長・BELLS運営事務局長の雨森 良治 上席執行役員は、開会挨拶にて、「上場企業数が100社に迫り認知度を高めたTOKYO PRO Market市場は来年以降、成長戦略の起点としての機能を果たす市場になる。BELLSは成長加速のゴングとして貢献していきたい」と語りました。「BELLS」は、経営者同士がTOKYO PRO Market上場後の成長ノウハウを共有し、さらなる企業発展と市場の拡大につながるイノベーションの場を創出することを目的として設立されました。日本M&Aセンターは、J-Adviserの枠を超えた企業の成長支援を通じて、IPO業界全体の発展と、日本創生の実現を目指してまいります。



TOKYO PRO Market上場会社講演:次のステージを見据えたTOKYO PRO Market上場企業流 成長戦略の在り方とは

「世界に、ひとつ。One for group, Group for one.」を掲げ、金属部品加工事業を営むONE GROUP株式会社は、2021年6月30日にTOKYO PRO Marketに上場しました。田中 文彦代表取締役社長はTOKYO PRO Marketの魅力は、オーナーシップを維持したまま上場できる市場でありながら「上場企業」としてのブランド力強化を図れる点にあると語りました。また、M&Aの情報を格段に収集しやすくなる点も上場効果の1つとして実感されており、上場後には2社のM&Aを実行されています。上場企業としてガバナンスやコンプライアンス体制が既に基礎固めされているため、M&Aの実行後グループとしての方向性が定めやすい点が上場後にM&Aをする利点であり、事業拡大は勿論、事業リスクの分散により結果として強固な経営基盤を築くことができます。
TOKYO PRO Marketに上場した後も成長戦略を練り、「中小企業連合」として日本のモノづくりを支え、世界をリードする唯一無二のモノづくりチームを形成したいと力強いお言葉を発信してくださりました。

ONE GROUP株式会社の田中 文彦代表取締役社長



東証グロース上場会社特別講演:企業価値を向上させる!?ステークホルダーを意識したIR×PR戦略とは

ゲスト講演者としてご登壇された株式会社Macbee Planetの千葉 知裕代表取締役社長は、IPO責任者として同社に参画された後、2020年3月に東証マザース(現グロース市場)への上場を経て代表に就任されました。千葉社長は昨年のBELLSの講演に次いで2度目のご登壇となりましたが、その当時よりも飛躍的な成長を果たしておられました。
千葉社長には上場企業としてのプロモーション術についてお話しいただきましたが、1つ目の議題としてあがった「上場会社同士のM&A」の成功自由について、「交渉中一度もM&Aという言葉を用いておらず、今後ネット広告の業界で勝ち抜いていくために協力関係を築くことが必要ではないか」と相手と協業することのメリットや派生する効果について十分に議論し両社が納得する理想の形で進められたと語られました。またこのM&Aは株主に対しても良いインパクトがあり、「本気でM&Aを進め、事業の拡大を精力的に行う会社」と認知される効果もあったと語ります。
千葉社長はIRとPR戦略を巧みに打ち出し、市場への存在感をアピールしつつ国内・海外投資家とのネットワークを築くことにご尽力されており、今後もプライム市場上場も視野にいれつつ「グロースの雄」となるためのNo.1戦略をとっていくと述べられていました。
最後に千葉社長からBELLS参加者に向けて、“TOKYO PRO Marketへの上場期間を有意義なものにするためには成長戦略のシナリオを考えるプロセスに注力し、東証上場企業としてのメリットを存分に吸収することが重要”とのメッセージをいただきました。

株式会社Macbee Planetの千葉 知裕代表取締役社長



TPMステップアップ上場会社講演:着実な成長の原点は「TOKYO PRO Market」にあり。3度の上場を経験した社長のテクニックを伝授

東京都世田谷区で不動産リフォーム業を営む株式会社ニッソウは2018年にTOKYO PRO Marketへ、2020年に名古屋証券取引所ネクスト市場、さらに2022年には東証グロース市場へと3つの市場への上場を果たされています。前田 浩代表取締役社長は各市場の特徴を述べたうえで、「3つの市場への上場を経験してきましたがTOKYO PRO Marketへの上場が基礎を固める点で一番道のりが長く大変で、その分上場したときの喜びが一番大きかった」と語られました。
一方で株主構成の大幅な変化など一般市場ならではの苦労がありつつも、次のステージに進むほど見える景色があり、経験したことのない新しい発見があるのでステップアップをして良かったと、一般市場を目指し日々経営に励むBELLS参加者の胸に響くご発言がありました。
前田社長ご自身も「引き続きM&Aによる事業の拡大により、更なる高見へと挑戦したい」と活力あるお言葉で今後の展望を掲げておられました。

株式会社ニッソウの前田 浩代表取締役社長


田中社長、千葉社長、前田社長、この度は貴重なご講演をありがとうございました!

日本M&AセンターはTOKYO PRO Market上場企業経営者の会「BELLS」では、TOKYO PRO Marketに上場するすべての企業の振興とTOKYO PRO Market全体の発展を目指し、上場後の企業成長ノウハウ・上場効果の活用状況の共有、新たなビジョンや新規事業創出への取り組み支援、一般市場へのステップアップの促進に取り組み、今後も定期的に交流会を開催してまいります。

「BELLS」では、登録会員様専用ページにて講演動画アーカイブ/テキストデータが閲覧できる他今後の交流会・懇親会等のご案内等を会員専門ページで優先的に発信してまいります。

BELLS会員様専用ページ:http://tpm-bells.jp/


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