M&Aニュース

ニッコンホールディングス、米国自動車完成車輸送サービスのSATを子会社化

更新日:

ニッコンホールディングス株式会社(9072)は2024年4月16日、米国の自動車陸送企業である Supreme Auto Transport, Inc.(米国 コロラド州、以下「SAT」)の全持分の内、75%を取得することについて既存出資者との間で合意に至った。

本件取得に伴い、SATはニッコンホールディングス連結子会社となる。

ニッコンホールディングスは、梱包・運輸事業を基盤に、倉庫事業、車両部品のテスト事業から車両整備、通関、不動産、保険代理店業務を行う総合一貫物流企業。

SATは、自動車完成車輸送サービスを手掛けている。

目的

SATは、2000年に設立以来、完成車輸送サービスをコアとする事業により、一貫して米国内のトラックやトレーラによる自動車完成車輸送事業の知見と実績を積み上げてきた。

一方、ニッコンホールディングスは、自動車メーカーを中心に梱包・運輸・倉庫をはじめとした総合一貫物流事業を展開しており、完成車輸送において、創業以来の主要な事業。

米国における同事業の展開は、ニッコンホールディングスの 13次中期経営計画で示した『海外事業の拡大』という目的に合致しており、親和性の高い事業拡大を通じ、国内外における既存事業とのシナジー効果とグループ内企業の活性化を図る。

日程

(1)持分譲渡契約書締結日:2024年4月16日
(2)持分取得の実行予定日:2024年5月10日

トラック物流業界のM&A・事業承継の動向はこちら

トラック物流業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、トラック物流業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ニッコンホールディングスに関連するM&Aニュース

ニッコンホールディングス、古河環境サービスの全株式取得へ

ニッコンホールディングス株式会社(9072)は、古河環境サービス株式会社(茨城県古河市)の全株式取得を決定した。ニッコンホールディングスは、一般貨物運送や倉庫の運営、廃棄物の回収や運搬・処理事業等を手掛けている。古河環境サービスは、茨城県古河市を拠点に、古河市の公共ゴミの収集サービス、一般ならびに産業廃棄物の収集運搬業を行っている。本株式取得は、ニッコンホールディングスが持つリサイクル・環境分野の

ニッコンホールディングス、エムピーの全株式取得へ

ニッコンホールディングス株式会社(9072)は、株式会社エムピー(長野県千曲市)の全株式を取得することを決定した。ニッコンホールディングスは、梱包・運輸事業を基盤に、倉庫事業、車両部品のテスト事業から車両整備、通関、不動産、保険代理店業務を行う総合一貫物流企業。エムピーは、段ボール製品の加工および販売を行っている。本株式取得は、ニッコンホールディングスが持つ梱包分野の既存ビジネスとの連携に加え、物

ニッコンHD、安川電機の孫会社安川トランスポートの株式取得、連結子会社化へ

ニッコンホールディングス株式会社(9072)は、株式会社安川電機(6506)の子会社である株式会社安川ロジステック(福岡県北九州市、YL)が所有する株式会社安川トランスポート(福岡県北九州市、YT)の株式を取得する契約をYLと締結した。取得割合は、86%となる。本件に伴い、YTは社名を株式会社ニッコン北九へ変更するとともに連結子会社となる。ニッコンHDは、持株会社。グループにおいて、物流サービス事

ニッコンHD(9072)、ハラルビジネス事業を展開しているN&Aハラルロジスティクスの全株式を譲渡

ニッコンホールディングス株式会社(9072)は、保有するN&Aハラルロジスティクス株式会社(東京都中央区)の全保有株式を福地康弘氏に譲渡することを決定した。ニッコンHDおよびグループは、貨物自動車運送・貨物利用運送、その他事業を展開している。N&Aハラルロジスティクス株式会社は、ハラルビジネスに関する事業を展開。福地康弘氏は、東京都千代田区にて輸入食品卸売事業を展開する八基通商株式会社の代表取締役

ニッコンHD(9072)、首都圏湾岸エリアに事業拠点を持つ板東産業の全株式取得

ニッコンホールディングス(9072)の連結子会社である日本梱包運輸倉庫株式会社(東京都中央区)は、板東産業株式会社(東京都江東区)の全株式を譲り受け、吸収合併することについて、株式譲渡契約書を締結した。ニッコンHDは、首都圏を重点エリアに運送業を展開している。板東産業は、東京都江東区を事業拠点に、首都圏を中心に倉庫業等を展開している。本件M&Aにより、ニッコンHDは、板東産業の所有する首都圏湾岸エ

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

海外M&A
キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

国内外のM&Aに精通するDr.(ドクター)Mが、身近なM&A事例を用いて、独自の視点でポイントをわかりやすく解説する新企画「Dr.MのM&Aポイント解説」。第1回で取り上げる企業は「キリンホールディングス」。国内ビール業界の中でも海外展開を積極的に進めてきたキリンで、いま何が起きているのでしょうか。|*概要*||-------------------------------------------

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

タイでM&Aを検討する際に留意すること

海外M&A
タイでM&Aを検討する際に留意すること

本記事ではタイでのM&Aにおいてよく問題となる、タイ特有の留意点について解説します。(本記事は2023年2月に公開した内容を再構成しています。)※日本M&Aセンターホールディングスは、2021年にASEAN5番目の拠点としてタイ駐在員事務所を開設、2024年1月に現地法人「NihonM&ACenter(Thailand)Co.,LTD」を設立し、営業を開始いたしました。タイ王国中小企業M&Aマーケ

ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

海外M&A
ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

Xinchào(シンチャオ:こんにちは)!本記事では、ベトナムでのM&A投資における問題のひとつ、「厳しい競争環境」に関してお話させて頂きます。(本記事は、2022年11月に公開した記事を再構成しています。)独占交渉権とは「独占交渉権」とは、買手である譲受企業と売手である譲渡企業との間で、一定の間に独占的に交渉することができる権利の事です。一般的に買収ターゲット企業の選定後に、初期的な面談(対面/

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード