M&Aニュース

NISSHA、アメリカで医療機器向けのマイクロ成形を手掛ける Isometric Intermediate LLC グループを子会社化へ

更新日:

NISSHA 株式会社(7915)は、メディカルテクノロジー事業の連結子会社である Graphic Controls Acquisition Corp.および Nissha Medical Technologies (Wisconsin), LLC(以下、NMT LLC)を通じて、Isometric Intermediate LLCの持分を取得し、Isometric Intermediate LLC およびその傘下にあるグループ会社(以下、Isometric)を子会社化することを決定した。

NISSHA は、産業資材・ディバイス・メディカルテクノロジーの3事業およびその他の事業を展開するとともに、新事業の開発を推進する。

Isometric は、マイクロ成形に関連する独自の金型および成形加工の技術を活用し、小型・精密部品(マイクロ成形品)を医療機器や医薬品などの市場向けに提供する。

NISSHAは、今回の持分取得を通して、Isometric の部品の小型化に関する設計・開発能力や、マイクロ成形の加工技術を獲得することで、医療機器市場における事業機会の拡大を図る。

・今後の予定
持分譲渡実行日  2023 年 12 月下旬

印刷業界のM&A・事業承継の動向はこちら

印刷業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、印刷業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

NISSHAに関連するM&Aニュース

NISSHA、連結子会社エムクロッシングを吸収合併へ

NISSHA株式会社(7915)は、連結子会社である株式会社エムクロッシング(東京都港区)を吸収合併することを決定した。NISSHAを存続会社とする吸収合併方式で、株式会社エムクロッシングは解散する。NISSHAは、産業資材・ディバイス・メディカルテクノロジーの3事業およびその他事業を展開している。エムクロッシングは、先進素材のライブラリーの運営、素材のコンサルティング業務等のサービスを提供してい

オリンパス、米国にある治療機器製造拠点の一つをNISSHAの子会社に譲渡へ

オリンパス株式会社(7733)は、米国における治療機器の製造拠点OlympusSurgicalTechnologiesAmerica(アメリカ・マサチューセッツ州)の一つであるノーウォーク工場(アメリカ・オハイオ州)を、NISSHA株式会社(7915)の100%子会社NisshaMedicalTechnologies(アメリカ・ニューヨーク州)に譲渡することについて、NISSHAとの間で契約を締結

NISSHA(7915)、世界最大手蒸着紙の生産・販売メーカーのEurofoil Paper Coating GmbHを子会社化

NISSHA(7915)の連結子会社であるARMetallizingN.V.(ベルギー、ARM)は、EurofoilPaperCoatingGmbH(ドイツ・ベルリン、Eurofoil)の株主との間で株式譲渡契約を締結し、同社を子会社化することを決定した。ARMは、NISSHAの産業資材事業の連結子会社であり、主に飲料品、食料品、日用品などのラベル、パッケージ用を世界最大手として蒸着紙の生産・販売

NISSHA(7915)、むし歯予防剤「レノビーゴ」などのロングセラー製品を手掛けるゾンネボード製薬の株式取得、子会社化

NISSHA(7915)は、ゾンネボード製薬株式会社(東京都八王子市)の株主との間で株式譲渡契約を締結し、同社を子会社化することを決定した。NISSHAは、創業以来培ってきた印刷やコーティングなどのコア技術を最大限に活用できるフィルム状の製剤の開発を進めている。フィルム状の製剤は、患者のQualityofLifeの向上や服薬のしやすさに寄与することが期待され、従来の錠剤、注射剤などからの剤形変更に

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

海外M&A
キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

国内外のM&Aに精通するDr.(ドクター)Mが、身近なM&A事例を用いて、独自の視点でポイントをわかりやすく解説する新企画「Dr.MのM&Aポイント解説」。第1回で取り上げる企業は「キリンホールディングス」。国内ビール業界の中でも海外展開を積極的に進めてきたキリンで、いま何が起きているのでしょうか。|*概要*||-------------------------------------------

ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

今回ご紹介するプロジェクトTの調印式の様子(左から、ダイナパック株式会社代表取締役社長齊藤光次氏、VIETNAMTKTPLASTICPACKAGINGJOINTSTOCKCOMPANYCEOTranMinhVu氏)私はベトナムの優良企業が日本の戦略的パートナーとのM&Aを通じて持続的に発展することを支援するために2022年にNihonM&ACenterVietnamへ入社しました。当社へ入社する前

シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

海外M&A
シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

人件費、賃料、ビザ発行要件、すべてが「高い」シンガポールASEANのハブと言えば、皆さんが真っ先に想起するのはシンガポールではないでしょうか。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、シンガポールでは87社の統括機能拠点が確認されています。東南アジアおよび南西アジア地域最大の統括拠点の集積地として地位を維持しています(タイ:21社、マレーシア:11社、インド:5社)。リークアンユー首相の下で、少ない資

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年12月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

月別M&Aニュース

注目ニュースワード