M&Aニュース

菱洋エレクトロとリョーサン、共同株式移転による経営統合の最終契約書締結へ

更新日:

菱洋エレクトロ株式会社(8068)と株式会社リョーサン(8140)は、共同株式移転の方法により、両社の完全親会社となる「リョーサン菱洋ホールディングス株式会社(東京都中央区)」の設立、および経営統合の条件等について合意し、経営統合契約書の締結とともに株式移転計画書を共同で作成した。

本経営統合は、両社を株式移転完全子会社、新規に設立する共同持株会社を株式移転完全親会社とする共同株式移転方式となる。
株式の割当比率は、菱洋エレクトロの普通株式1株に対して共同持株会社の普通株式1株、リョーサンの普通株式1株に対して共同持株会社の普通株式1.32株をそれぞれ割当交付する。

菱洋エレクトロが既に発行している第3回新株予約権については、当該新株予約権1個に対し、共同持株会社第1回新株予約権1個の割合をもって割当てる。

・経営統合の目的及び取り組み
両社は2023年5月、経営統合に向けた基本合意を発表していた。
本株式移転により、両社は、国内エレクトロニクス商社の新たな中核グループとして、両社が築いた顧客とのリレーションや商材・ソリューションといった経営資源を新たな枠組みの中で活用した以下の取り組みを推進し、企業価値の更なる向上を目指す。

(i) 両社の経営資産を掛け合わせた“量”の拡大
(ii) 新たな価値の創出による“質”の向上
(ⅲ)(ⅰ)~(ⅱ)を支える最適な仕組み作りと企業風土の醸成

・対象企業について
菱洋エレクトロは、半導体/デバイス、 ICT製品、組み込み製品の販売等を行っている。
リョーサンは、デバイスの販売、ソリューションの展開を行っている。

・今後の予定
株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」)最終売買日(両社) 2024年3月27日
東京証券取引所上場廃止日(両社)   2024年3月28日
本株式移転効力発生日(共同持株会社設立登記日)共同持株会社株式上場日 2024年4月1日

電気・機械専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電気・機械専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電気・機械専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

菱洋エレクトロ・リョーサンに関連するM&Aニュース

菱洋エレクトロとリョーサンが経営統合へ

菱洋エレクトロ株式会社(8068)と株式会社リョーサン(8140)は、経営統合に向けた基本合意書を締結した。菱洋エレクトロは、半導体/デバイス、ICT製品、組み込み製品の販売等を行っている。リョーサンは、デバイスの販売、ソリューションの展開を行っている。本件により両社は、顧客とのリレーションや商材・ソリューションといった経営資源を、新たな枠組みの中で最大限に活かすことで、国内エレクトロニクス商社の

菱洋エレクトロ、リョーサンの株式を追加取得し、持ち分会社化へ

菱洋エレクトロ株式会社(8068)は、株式会社リョーサン(東京都千代田区)の株式を、株式会社三菱UFJ銀行および株式会社三井住友銀行より追加取得し、持分法適用関連会社化することを決定した。菱洋エレクトロは、半導体/デバイス、ICT製品、組み込み製品の販売等を行っている。2023年2月にリョーサンの株式を議決権所有割合で18.71%取得している。リョーサンは、デバイスの販売、ソリューションの展開を行

菱洋エレクトロ(8068)、SI事業・情報システム業務のソーシング事業を展開するスタイルズの全株式取得、連結子会社化

菱洋エレクトロ株式会社(8068)は、株式会社スタイルズ(東京都千代田区)の発行済全株式を取得し、連結子会社化することを決定した。菱洋エレクトロおよびグループは、「半導体・デバイス」と「ICT・ソリューション」を事業領域に有するエレクトロニクス商社。スタイルズは、情報システム開発・構築・運用保守・監視等を展開している。幅広いITシステムの開発から運用まで一貫して行うことができるSI事業と、情報シス

菱洋エレクトロ(8068)、IoTシステム開発のウルフと資本業務提携へ

菱洋エレクトロ(8068)は、株式会社ウフル(東京都港区)とIoTビジネスの創出を目的として資本・業務提携に関して合意した。菱洋エレクトロはウフルが実施した第三者割当増資の一部を引受けた。菱洋エレクトロは、半導体/デバイス事業とICT/ソリューション事業を手掛けるエレクトロニクス商社。近年、IoTビジネスを本格展開するための取り組みに注力してきた。ウフルは、デバイスとクラウドをつなぐIoTオーケス

この記事に関連するタグ

「株式移転・経営統合・親会社・子会社・持株会社」に関連するコラム

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社に該当するかどうかは、議決権の割合によって定められています。本記事では関係会社や子会社との違いも含め、関連会社の概要についてご紹介します。日本M&Aセンターでは、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えること

子会社化するメリットとは?関連会社との違いや子会社の種類についても解説

M&A全般
子会社化するメリットとは?関連会社との違いや子会社の種類についても解説

子会社化は事業の成長・発展に向けた経営戦略として多くの企業で行われています。本記事では、子会社化するメリット・デメリット、子会社の種類について詳しく解説します。買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録(無料)はこちら子会社化とは?子会社とは、経営の意思決定

ホールディングス化とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
ホールディングス化とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

近年、企業規模に関わらずホールディングス化を行う動きが活発に見られます。本記事では、ホールディングス化の概要、メリットやデメリットについてご紹介します。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ、中堅・中小企業から上場企業の様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらホールディングス化とは?ホールディングス化は、持株

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

経営統合とは?合併との違いやメリット・注意点について徹底解説!

M&A全般
経営統合とは?合併との違いやメリット・注意点について徹底解説!

企業の「経営統合」とM&Aの手法の1つである「合併」は、どのように違いがあるのでしょうか。本記事では経営統合の概要とメリット・デメリットに加えて、合併のほか資本提携・業務提携などとの違いも詳しく解説します。経営統合とは経営統合とは、複数の企業が親会社となる持株会社を新規に設立して、出資した会社は子会社として持株会社の傘下に入ることを指します。持株会社は子会社の株式を保有してグループ会社の管理を実施

「株式移転・経営統合・親会社・子会社・持株会社」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年10月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード