日東富士製粉(2003)、持分法適用の増田製粉所(2008)をTOBで完全子会社化へ
三菱商事(8058)子会社の日東富士製粉(2003)は、増田製粉所(2008)普通株式を金融商品取引法に基づく公開買付け(TOB)により取得することを決定した。
増田製粉所は日東富士製粉の持分法適用関連会社。日東富士製粉は、増田製粉所を完全子会社とすることを企図している。
増田製粉所取締役会は、本件公開買付けに対し賛同の意見を表明している。
日東富士製粉は、小麦その他農産物等を原料として、小麦粉・ふすま・ミックス粉・食品等の製造販売を行う製粉及び食品事業、並びに小麦を保管する倉庫業、ケンタッキーフライドチキン等のファーストフード店舗経営を行う外食事業、主に公開買付者の原料・製品を運送する運送事業を展開している。
増田製粉所は、製粉事業(小麦粉、ふすま、プレミックス粉の製造・販売)及び食品事業(うどん、素麺、冷麦、そば等の乾麺の製造販売及び仕入商品の販売)を展開している。
日東富士製粉は、本TOBにより、軟質小麦粉(菓子等)分野において突出した技術とブランド力を有する増田製粉所との販売協力や技術支援をさらに進め、両社が持つブランドを相互に活用する形で、菓子のみならず、パン・麺の3本の矢を揃えた上で、新しい市場、新しい商品、新しい分野を切り拓いていく。
●今後のスケジュール
届出当初の買付け等の期間 平成29年11月13日から平成29年12月25日